車の悩み解決

東京オリンピックのテロ対策!?交通規制で発生する渋滞地獄を考えてみる

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2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、オリンピック組織委員会と警察関係者が神経をとがらせているのが、深刻な道路の渋滞と、オリンピックを標的としたテロ攻撃です。

首都高の渋滞はふだんより1.8倍悪化する試算もあり、人や物などあらゆる動きが止まる懸念があります。

物流ドライバーや、バス・タクシーを利用する人は、2年後には動かない道の真ん中で立ち往生しないよう、今から真剣に考えましょう。

過去のスポーツイベントを参考にする

競技が実施される会場周辺の道路は、大規模な交通規制が実施されるでしょう。

最近日本で行われたスポーツイベントで記憶に新しいのは、2002年(平成14)年に開催された、サッカーの日韓ワールドカップですが、国立競技場では試合が行われなかったので、東京の中心部では参考となるデータがありません。

日本対トルコ戦が行われた宮城スタジアム周辺では、8時間にわたり交通規制が実施されましたが、新国立競技場の周辺で8時間も交通規制を行ったら、渋滞はどうなるでしょうか?

少しの交通規制で渋滞地獄の国立競技場周辺

新国立競技場周辺で交通規制を行ったらどうなるか、直近の例では2016年秋、リオデジャネイロ五輪のメダリストのパレードが行われましたが、車の通行量が少ない日曜日なのに、商用車で新宿と日本橋の間を行き来している筆者の知人は、交通規制で身動きがとれず、「ふだんの倍の時間がかかった」と嘆いていました。

オリンピックとは規模が違いますが、メダリストのパレードでこの状況では、オリンピック開会式・閉会式や、競技当日の渋滞は恐ろしいことになりそうです。

もう一つの「脅威」テロ

一方で、警察は東京オリンピックがテロの標的になることを警戒しています。

1972年のミュンヘンオリンピックでは、期間中にイスラエル選手団に対するテロが起き、悲しいことに犠牲者が出ました。

オリンピックは世界中から多くの人が集まりますが、日本はアメリカとともに、テロとの戦いに屈しないことを表明していること、自衛隊の海外派遣などで、日本を見る目は厳しくなっています。

警察庁は、国際空港・港での警戒監視の強化や重要施設の警備など、官民一体のテロ対策を検討していますが、今から14年も前、2004(平成16)年度の東京都予算原案の中で、警視庁が「エックス線透過検査装置搭載車を装備」という一文がありました。

考えられる最大限のテロ対策

X線透過検査装置とは、低レベルのX線を照射し、反射した画像を処理することで、トランクやコンテナの中身を確認できます。

アメリカでは、世界を震撼させた2001年の「9.11」同時多発テロ事件以降、「テロとの戦い」を掲げ、X線透過検知装置をテロ対策として港湾・国境・軍事施設に導入しています。

日本では、ポニー工業という企業が、車載式後方散乱X線検査装置 ZBVを開発しています。

いすゞ自動車の2t車のシャーシを利用し、現在全世界で税関・国境警備・大統領府・空港で警備にあたっています。

海上コンテナ・航空貨物・不審な建屋内部の人物の動きや破壊兵器など、従来の目視検査では不可能だった検査が可能になり、東京オリンピックのテロ対策でも使われるでしょう。

テロ対策がさらに渋滞を引き起こす

X線透過検査装置により、トランクやコンテナを開けなくても、中に入っている物がわかるので、テロ対策に力を発揮します。

テロが起きると、オリンピックの開催国の威信に関わるので、オリンピックが近づくと、この装置を使った検問が、羽田空港や成田空港の他、海上コンテナがおろされる港周辺と、港を結ぶ主要道路や会場周辺で行われ、間違いなく渋滞が発生するでしょう。

シミュレーションを繰り返して対策を立てても、どれくらい渋滞が発生するか、蓋を開けてみないとわかりません。

2019年に、ラグビーワールドカップが日本で開催されます。4年に一度、アジアでは初めて開催される、大きなスポーツイベントです。

2002年の日韓ワールドカップ同様、決勝戦は横浜で行われますが、東京オリンピック・パラリンピックの前年に開催されるので、首都高横羽線が影響する渋滞や、テロ対策に伴う問題点を徹底的に洗い出して欲しいと思います。

まとめ

  • 人と物が集中する東京の道路渋滞の悪化が予想される。
  • 日本は平和で治安がよい分、テロの標的になりやすい。
  • テロ対策が、さらに渋滞を悪化する可能性が大。

「何とかなるだろう」「俺だけは大丈夫だろう」と油断して、身動きがとれなくならないよう、今から対策を考えましょう。

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