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渋滞が発生するメカニズムって?ウンザリしないための研究と未来予測

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車を運転する人にとって一番頭が痛いのは、道路の渋滞です。

連休や帰省の時期のドライブは、どんなに早く出発してもどこかで渋滞に巻き込まれ、通勤や営業で車に乗っていると、事故で渋滞に巻き込まれて予定が大きく狂ってしまうこともあります。

渋滞は燃費も悪化するので、時間と経済的損失は計り知れません。

渋滞のメカニズムと抜ける時間を知ることで、対策を立てることができますが、渋滞を解消することは可能でしょうか?

渋滞のメカニズムと抜ける時間、そして渋滞を解消する方法についてお話しします。

一般道路の渋滞のメカニズム

渋滞のメカニズムですが、どのような原因で起きるか、いろいろな研究でわかってきました。

一般道路では、一般道路では、右折車線で右折待ちの車がつながって、直進する車線に溢れることで起きる渋滞がよく知られています。

そのほか、交通量が多い時に交差点での信号待ちで起きる渋滞や、左折時に歩行者が横断を完了するのを待つ間に、車が後ろにつながる渋滞や、商業施設への入場待ちが、一般道路の渋滞のメカニズムです。

高速道路の渋滞のメカニズム

研究の結果、高速道路の渋滞のメカニズムで一番多いのが、下り坂と上り坂の変わり目で、無意識にブレーキを踏むことで渋滞が連鎖することがわかってきました。

ほかにトンネルの入り口で、暗さに順応できずブレーキを踏んだり、アクセルから足を離してスピードが落ち、さらに後続車がブレーキを踏んで渋滞が起きる、SA・PAに進入する車が連なったり、インターチェンジの合流部で渋滞が起きることが知られています。

渋滞を抜ける時間はどれくらい?

筆者が片道13km車を走らせる経験では、土日祝日の朝は車が少ないので30分で行けますが、平日の朝は右折車線からあふれる車、ほかに決まったポイントでの渋滞で時間がかかりますが、35分、時間がかかるときで40分、事故渋滞だと1時間はかかります。

渋滞の規模や、どこを走るかでも変わるので一概には言い切れませんが、筆者の場合、渋滞を抜ける時間は単純計算で5~10分かかっています。

高速道路は時速40km以下を渋滞と定義しているので、30kmも渋滞したら、渋滞を抜けるのに1時間以上はかかるでしょう。

高速道路の場合、追い越し車線に集中する傾向があるので、意外と一番左の走行車線を走ると渋滞を抜けるのに早いといわれています。

また、PAで休憩している間に渋滞が解消していたということもあります。

最大の渋滞のメカニズム

渋滞が起きるメカニズムの最大の要因として、車間距離を詰めすぎることで、前の車がブレーキを踏むと後続車もブレーキを踏むため、渋滞が次々と連鎖することがわかってきました。

面白い研究結果があります。

2009年3月、警察庁・JAF・東京大学 西成活裕研究室が、渋滞の名所である中央自動車道の小仏トンネルで、渋滞が1km以上発生し、さらに渋滞が延びている状況で、8台の実験用の車を上野原ICから走らせました。

その時点で、平均時速は55kmでしたが、8台の実験用の車が通過しただけで、平均時速は80kmまで回復したというのです。

理由は簡単で、8台の車が車間距離を開けて走っただけでした。車線を拡張するなど、大きな国家予算をかけなくても渋滞は解消するのです。

渋滞しているときは、40mくらい車間距離を開けて一定の速度で走りましょう。

渋滞を解消する心がけ

道路を拡張することは限界がありますが、ちょっとした心がけで渋滞は解消できます。

右折車線で車があふれている時には、パッシングして対向車を行かせましょう。渋滞時に脇道から流入してくる車が待っているときは、交互に一台ずつ進入させましょう。

「対向の右折車線なんて、俺には関係ない」と思ったら大間違いです。自分がもし右折車線にいたら、イライラしませんか?

自分がパッシングして右折車を通してあげたら、その行為はいつか自分が困っているとき、誰かが同じように助けてくれるでしょう。

早く行きたいのは皆同じで、譲り合い、助け合いの心を持てば、渋滞は解消に向かうのです。

将来渋滞はなくなるか?

満員電車はなくならないか?という疑問と同じで、渋滞もなくならないかとは「永遠のテーマ」です。

車間距離を開ければ渋滞が起きにくいことはわかってきても、少しでも車間距離が空いていれば、割り込んでくる自己中心的なドライバーは、相変わらず多く存在します。

今後、自動運転やAIの研究が進めば、電車の運行制御のように一か所で車の流れを集中的に管理し、双方向の通信システムで信号機と連動しながら、車間距離を一定に保って渋滞の解消を目指す方法が考えられそうです。

まとめ

車間距離を詰めすぎず、40mくらい車間距離を開けて走り、右折車線で待っている車や、脇道から進入しようとする車は、譲り合いの気持ちで右折させる、または入れてあげましょう。

効果はわずかかもしれませんが、ちょっとした心がけで少しでも車が渋滞を抜ける時間が短くなります。

自分一人の道路ではなく、みんなの財産だという気持ちを持ちましょう。

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