車のコーティング

車の水垢はコーティングでも防げない!?怠ると悲惨な施工後メンテナンス

更新日:

車を長く美しい状態で乗るためにコーティングを検討する人が目を見張るのは、ワックスやポリマー加工以上の効果を発揮するガラスコーティングでしょう。

ワックスに比べ施工費用は高いですが、美しくコーティングされたボディは街中でも目立ちますよね。

ガラスコーティングは一度施工すると数年間メンテナンス不要という人もいますが、そんなことはありません。実は水垢の付着は避けられないのです。

「えっ、どうして!?」という疑問が湧くかもしれませんが、水垢が発生するメカニズムとガラスコーティングした後のメンテナンス方法が正しく伝えられていない現状があります。

いい換えるとメンテナンスを的確に行えば、美しい状態を長く保てることになります。

メンテナンスを実践して、ガラスコーティングの美しさを長く満喫しましょう。


コーティング後の車に水垢ってできる?

最強のガラスコーティングを施しても、水垢の発生は避けられません。

雨上がりや洗車の後、ボディ表面の水分が蒸発する過程で発生するので、雨天の後は長く放置せずにメンテを行う必要があります。

ガラスコーティング施工後もメンテナンスが必要

ガラスコーティングを施工したら、水洗い以外数年間何もしなくて良いという業者もいますが、そんなことはありません。

施工後は定期的なメンテナンスが必要です。

ガラスコーティングは塗装面を汚れから守っている分、コーティングは少しずつダメージを受けるので日数の経過と共に劣化します。

パソコンやスマートフォンの画面にフィルムを貼ると、表面に埃が付いたり指から脂分が付着したりします。

フィルムを買った時の艶と張りは徐々に失われるのと同じことが、ガラスコーティングにも起きるのです。

よくあるノーメンテナンスってウソなの?

ガラスコーティングの被膜はメンテナンスをしなくても剥がれることはありませんが、被膜の表面には施工から日数が経つと汚れが付着します。

汚れを放置するとガラス被膜は、本来持っているコーティング効果と耐久性や撥水性が落ちるので、定期的に洗車をしないと汚れやすくなります。

ノーメンテナンスはウソだというより、本来は定期的なメンテナンスが必要だという説明が抜け落ちているのが現状です。

コーティング車にできる水垢の種類は?


コーティングを施工した後にできる水垢は意外と多様です。

被膜に汚れが付くことは避けられず、酸性雨に混じる物質が影響する場合もあります。

一方で撥水性コーティングの特性が原因となる場合もあり、メカニズムをしっかり押さえておきましょう。

水垢

水垢は雨が上がった後、ボディに黒い筋のような流れの跡となって付着しています。

水垢はカーシャンプーで洗車した後にも発生します。

洗車すると流し切れなかったシャンプーの剰余成分が付着してボディ表面の汚れと混じり合い、水と共に流れ落ちる際に水垢となるのです。

洗車による水垢を解決するには毎回カーシャンプーを使わず、水洗いを何度か繰り返すと黒い筋が減っていきます。

イオンデポジット

イオンデポジットは水玉大の白っぽい汚れで、魚の鱗の形にも見えるのが特徴です。

撥水性コーティングはボディ表面に無数の水玉を生むので発生しやすくなります。

車を濡れたまま放置していると水分が蒸発した時には酸性雨に含まれる物資や、水道水が含有するミネラルだけがボディに残り、イオンデポジットとなるのです。

イオンデポジットは放置状態が長いと塗装やコーティングを痛めてしまいます。

洗車したら水分をきちんと拭き取りましょう。

    

ウォータースポット

別名をクレーターともいい、ボディに付着した水分が蒸発する時、レンズの働きが起こりボディに焼き付いて発生する現象です。

蒸発する水分が酸性雨の場合、水分に含まれる黄砂や花粉が残り、やがてボディを浸食して凹凸が生じます。

ウォータースポットができると凹凸でボディ表面がデコボコになって、月面のクレーターのように見えることが別名の由来です。

ウォータースポットになる前に、水垢を除去することが大切ですね。

コーティングした車にできる水垢を防ぐ7つの対処法

コーティングした車に水垢の付着を防ぐには、定期的な洗車を行いましょう。

但し洗車した後の適切な手順を怠ると水垢の原因となります。また洗車時の天候や、車の保管状態にも注意が必要ですね。

屋外駐車と濃色車の組み合わせで撥水コーティングはNG?

撥水性のコーティングは無数の水玉を生むので太陽光が当たるとレンズの働きが起こり、ウォータースポットが出来やすくなります。

撥水コーティングを施工した車を屋外に止めていると、雨が降ってボディが乾く度にウォータースポットが発生する可能性が大きく、濃い塗装の車の場合は目も当てられなくなります。

洗車では除去出来ず、ボディをポリッシャーなどで研磨する必要があり、とても厄介なことになるので注意しましょう。

マメに洗車をする

どんなに優れたコーティングでも、被膜の表面に汚れが付着することは避けられません。

コーティング施工後も定期的に洗車しないと、汚れから守る分だけコーティング被膜には負荷がかかり、本来持っている撥水性と耐久性が低下します。

特に雨が降った後はなるべく早く洗車しましょう。

洗車だけでなく、時々は専用のメンテナンスクリーナーを使って洗車では取れない汚れを除去することも必要です。
  

洗車時は炎天下を避けてやる

車を屋外に保管するとウォータースポットが出来やすくなりますが、ボディ表面が40〜70度にもなる炎天下では、水分は一瞬にして蒸発します。

晴れた日には何となく洗車したくなりますが、炎天下の洗車は水分がきちんと拭き取れていないとシミが発生しやすくなります。水分が瞬時に蒸発しないよう日陰で行うか、曇りの日に洗車するとベストですよ。
  

洗車後の水分をしっかりと拭き上げる

ドアミラーなど平らではない箇所からは、洗車後に次々と水が流れます。

放置すると水道の水に含まれるカルキなどが塗装面にこびり着き、洗車では取れなくなるので、洗車後ボディ表面を流れ落ちる水分はしっかりと拭き取って下さい。

カーシャンプーは泡切れが悪いとボディーに残り、汚れやウォータースポットの元となるのでしっかり流して拭き取りましょう。

ミラーの下部やトランク、ハッチバックの下は黒い筋が伸びやすいので拭き取りには注意が必要です。

メンテナンスクリーナーで定期的に手入れをする

ガラスコーティングを施工した後でも定期的な洗車は必要ですが、塗装面のシミや油膜汚れなどは洗車では取り切れません。

日数が経過すると蓄積した汚れは洗車では除去できなくなるので、水洗いを何回か行ったら専用のメンテナンスクリーナーで手入れをしましょう。

プロでなくても簡単に施工できるので、洗車した後に塗りこんで拭き取ると、コーティング被膜を美しく保ちます。

車庫やガレージで車を保管する

車庫やガレージはどの家でも確保できるとは限らないので理想論でしかありませんが、ボディに水垢の付着を防止します。また紫外線の影響からも車を守ってくれますね。

外出先に屋外のコインパーキングしかない場合はどうしようもありませんが、なるべくなら屋根のあるスペースに車を保管して、水垢の付着を防ぎたいですね。

車体カバーを使用する

屋根のある車庫や立派なガレージが望めない人は多いと思いますが、車体カバーを使えば水垢から完璧に車を守ります。

風が吹くとカバーが微妙に動いてボディに細かい傷が付くリスクはありますが、カバーをかけるのに大した手間はかかりません。

またカバーがかかっていると外すのに時間を要するので、盗難防止にも有効です。

車にコーティングした後にできた水垢の取り方


コーティングを施工した後の水垢は、ディーラーなどに依頼した場合は保証を受けられる可能性があります。

自分で落とすには、ボディに傷を付けないアイテムを選ぶのが大切です。

ディーラーや専門店でコーティングを施工した場合

ディーラーにコーティングしてもらった場合は、保証があるか確認しましょう。

早く水垢が発生すれば施工不良の可能性もありますが、保証を受けるには細かな決まり事がないか、確認して下さい。

定期的なメンテナンスを怠っていないか、洗車方法に指定があるか、または専用のメンテナンスキットを使うなど、マニュアルを守らないと保証を受けられないことがあるからです。

自分で水垢を落とす方法

水洗いで落ちる水垢は、傷が付きにくいマイクロファイバークロスで落としましょう。

自分で落とす時は、炎天下や風が強い日を避けることも重要です。

水洗いで落ちなければカーシャンプーを使いますが、それでも落ちない鉄粉などの汚れは水垢落としや鉄粉除去剤を使いましょう。

カーシャンプーも水垢落としも、研磨剤の入っていないタイプがおすすめです。 

カー用品店で売っているコンパウンドカーワックスも便利です。水垢を削り、かつ固着を防ぐワックス効果が同時に完了します。

コンパウンドはかなりの極細なので、濃い塗装でも問題ありません。

コーティング車の正しい洗車の仕方は?

洗車は適当に行ってはいけません。ボディに傷を付けてしまいます。

また水洗いだけでは落ちない汚れは洗剤を使うと良いですが、コーティングに負担をかけないタイプを選びましょう。

正しい洗車の仕方と手順

コーティングした車の洗車は、水をたっぷりかけるだけで砂埃などある程度の汚れは下地処理として除去できます。

油が付着している可能性がある鳥の糞など、水だけでは除去できない油汚れは、実は台所用洗剤も役に立つのです。

台所用洗剤には油分を分解する成分が含まれているからで、食器の頑固な油汚れを分解することを考えると納得がいきますね。研磨剤は配合されていないので濃い色の塗装にも大丈夫ですよ。

尚台所用洗剤は流す時には泡切れが悪いので、泡が残ると新たな水垢になります。しっかり流しましょう。

また洗剤で洗う時はボディをスポンジでゴシゴシと強くこすってはいけません。

傷が付いたり鉄粉が深く入り込んだりするので、優しく撫でるようにスポンジを当てるだけで大丈夫ですよ。

コーティング車のシャンプーはどれを選ぶべき?

カーシャンプーにはアルカリ性と中性があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

アルカリ性は油汚れに強い特性を持ちますが、コーティングに対して大きな負担がかかるデメリットがあります。

洗車の時はボディと接している時間をなるべく短くして下さい。

中性はコーティングへの負担が少ないので、洗車にはなるべく中性のカーシャンプーを使うと大丈夫ですよ。

水垢の上からコーティングするとどうなるの?


水垢の上からコーティングした場合でも、一度コーティングした程度なら、水垢除去剤でコーティングの下の水垢を除去することは可能です。

水垢除去剤で除去する時は洗車と同様炎天下を避け、施工前には砂埃などの汚れを洗い落とします。

塗りこむだけでは水垢は落ちないので、傷を付けないように注意しながら擦ります。

擦った後は水できちんと洗い流しましょう。完全に流し切れていないとかえって汚れの原因になるので、残らないよう注意して下さい。

まとめ

ガラスコーティングは施工したらそのままにしてはいけません。

コーティングしても洗車や酸性雨の影響で水垢は完全には避けられないからです。

放置するとコーティング本来の効果も耐久性も落ちてしまいます。

定期的に洗車して被膜の汚れを落としましょう。

ガラスコーティングの効果で大抵の汚れは水洗いで落ちますが、酸性雨などから水洗いだけでは落ちない油汚れが付くことがあります。

時々はメンテナンスクリーナーで手入れすれば、コーティングの美しさを長く楽しめます。

編集部おすすめ

1

車を運転することは、どうしても事故のリスクと背中合わせです。 車の運転者は、強制保険である自賠責保険と、任意保険である自動車保険に加入することになりますが、車の損害に備えて、車両保険もつける人が多いの ...

2

ワクワクして買った愛車も、年月が経つと車の買い替えで手放すときが必ずきます。ディーラーや販売店に下取りに出す人もいますが、できれば1円でも高く売りたいと考えますよね、普通。高く売れたら、次の車の購入費用を安くできますし。でも、、、

3

自動車保険に加入で意外とむずかしいのは、どんな補償をどれだけつければよいかということでないでしょうか。 初めてクルマを買う時は、ディーラーの営業マンに勧められて保険に入ると思いますが、営業マンに勧めら ...

4

突然、交通事故に遭い被害者となれば、誰でも気が動転します。事故発生後の対応についても、間違った素人の判断基準で行動すると、場合によっては納得のいかない結果になることも...

-車のコーティング
-

Copyright© [ブーマル] , 2019 All Rights Reserved.