【ガラスコーティング除去】市販品でOK!?シミだらけにしない極意

ガラスコーティングを施した車は遠くから見てもボディが美しく、施工したことのない人は「ぜひ自分も!」と欲が出るでしょう。

ガラスコーティングは一度施したら数年はメンテ不要という業者も存在します。

でも実際は、日数が経つと効果が落ちて始めの美しさが嘘のようにくすんで見えるのが現実。

定期的なメンテや洗車を行えばガラスコーティングの被膜は長持ちしますが、美しさを完全に取り戻すにはコーティングを一旦除去して、再施工がベターです。

コーティング除去は、手強い汚れを取るにも有効な方法なのです。

専門店に依頼しないと難しい場合もありますが、除去→再施工の流れで輝きを取り戻しましょう。

目次

車のガラスコーティングを除去する理由って?

古い被膜の上からもう一度コーティングを施すと効果が薄れるので、コーティングを一旦除去する必要があります。

通常の洗車では落ちない汚れを落としたり、施工に失敗してやり直したりする時も、コーティングの除去は有効な手段となるのです。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]コーティングを除去する理由[/st-minihukidashi]

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劣化したコーティングを除去して下地処理をする

劣化したコーティング剤は除去しないと、曇りやシミの原因となってコーティングの効果が発揮されません。

また古くなった被膜の上に新しいコーティング剤を重ねると、塗装面にダメージを与えるばかりかコーティングの効果がますます落ちてしまいます。

一旦除去して下地処理を行い、再度コーティングを施工すれば美しさが戻りますよ。   

洗車では落ちない汚れを除去できる

どんなに優れたコーティングでも、水垢を避けることは出来ません。

特にイオンデポジットやウォータースポットが発生したら、ボディに凹凸が生じて塗装面を浸食するので、洗車で落とすことは出来なくなります。

コーティングを一旦除去すれば、洗車で落ちない汚れも落とすことが可能です。

その後でコーティングし直せば美しさが戻りますよ。
   

失敗したコーティングをやり直す

車が心底から好きな人は、コーティングを自分で施工することもあるでしょう。

しかし施工中に上手く行かず、ムラになる個所が生じたらシャクに触りますよね。

そんな時も施したコーティングを一旦除去すれば、もう一度やり直すことが出来ます。自分で作業する人は除去する手順を覚えておけば、慌てる必要はありません。
    

車のガラスコーティングを除去する方法


ガラスコーティングの被膜はとても硬いので、ボディを撫でるように拭くだけでは落とせません。ポリッシャーなど表面を強力に洗浄するアイテムが必要です。

塗装を削る恐れもあるので難易度が高く、自信が無ければ業者に依頼する方が無難です。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]コーティングを除去する方法[/st-minihukidashi]

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ガラスコーティングの除去はポリッシャーが必要?!

ガラスコーティングはカーワックスやポリマー加工と比べてとても強い被膜を形成するので、拭き取る程度で除去することは不可能です。

ポリッシャーを使って除去する必要がありますが、塗装面を傷つけるとコーティングの除去だけではなく塗装し直すハメに陥ります。

塗装を削らないよう、コーティング被膜との境目を見極める技術も求められるので、ポリッシャーを容易したり作業時間を確保したりする必要があり、テクニックと根気が必要な作業が必要なのです。    

ガラスコーティングで失敗したときに試したい裏技

ガラスコーティングを自分で施工すると、どうしてもムラが生じやすくなります。

施工完了後にムラに気付いたなら再度除去してやり直しですが、施工途中に気付いたならリカバリー出来る可能性があるので、テクニックを覚えましょう。

ムラになった個所にもう一度同じコーティング剤を塗り込めば、解消する可能性があります。

もう一回塗っても変わらなければ、再度塗り込むとボディに傷が付く可能性があるので、業者に見てもらった方が良いでしょう。

車のワックスやポリマーコーティングを除去する方法

ワックスやポリマーコーティングを自分で落とす場合、ガラスコーティングよりも被膜が弱いので自分で除去できます。

但しやり直した後に効果が落ちないよう、表面処理をきちんと行いましょう。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]ワックスやポリマーコーティングを除去する方法[/st-minihukidashi]

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コーティングを落とす前に表面を処理する

ワックスやポリマー加工を施した場合は、一旦除去しないともう一回施工しても効果が薄れ、また劣化した溶剤が塗装面にダメージを与えかねません。

コーティングを落とす前の表面処理としては、まずボディを触ってみて下さい。

ツルツルした感覚なら良いですが、ザラザラした感覚なら鉄粉が付着しています。

鉄粉は塗装表面を痛めるので、ボディをしっかり水洗いしましょう。

その後除去剤や粘土で鉄粉を丹念に取り除きます。

市販のコーティング除去シャンプーや脱脂剤で油分を取り除く

次にコーティング除去成分配合の市販カーシャンプーや脱脂剤を使います。

カー用品店ではワックスやコーティング剤を落とすカーシャンプーと尋ねれば、すぐ対応してくれます。

脱脂剤を使うとコーティング剤やワックスに配合の油分を除去し、再度施工した後の効果が向上するからです。

手順としてはカーシャンプーで丁寧に洗車し、脱脂剤で油分を抜き取ってからコーティングをやり直す流れで進行します。

コーティング除去の注意点

コーティングを除去する時の注意ですが、コーティングを落とす作業は塗装も落とすことに繋がります。

一気にコーティングを除去しようと考えず、範囲を区切りながら丁寧に被膜を落とすよう心がけましょう。

一度に落とそうとすると上手く除去出来た個所とそうでない個所が生じてまだらになり、見栄えが悪くなります。確実に進めましょう。

専門店に依頼する

コーティング除去の注意として、一般の方は被膜と塗装面の境目の見極めが難しいことも挙げられます。

塗装面を傷つけ、塗り直しとなれば目が当てられなくなります。

また何年もメンテを怠ると簡単に落とせなくなり、ポリッシャーで削る必要があります。

塗装面の境目がわからない、またはポリッシャーを使う自信が無い時は、専門店に作業を依頼しましょう。

フロントガラスのコーティング除去なら簡単?!

市販の外側ガラス専用クリーナーでフロントガラスのコーティング除去はできます。ガラスコーティング剤もあればコーティングも同時に完了しますよ。

ガラス周りの樹脂が白くならないよう、マスキングテープもあると良いですね。

クリーナーで古いコーティング剤や油膜を取り除きます。この作業はコーティングの下地処理にもなります。

専用スポンジでタテヨコ方向、溶剤の弾きが無くなるまで塗り込みますが、全体を一度に塗らずに狭い範囲をいくつかに分けて塗りましょう。

その後コーティング剤を塗れば、コーティング除去と再コーティングが一気に完了です。

まとめ

最強の効果を誇るガラスコーティングでも、汚れが付かないということは物理的にあり得ません。

酸性雨や洗車の後に水滴が残っているとウォータースポットなどに変質して、洗車では取れなくなります。

コーティングのやり直しや洗車では落ちない汚れを取る時に、コーティング除去は大切な方法なのです。

自分で施工する人は、失敗した時にやり直す手段となるので、覚えておくと良いですね。

根気が必要ですが一気に片付けようとせず、狭い範囲をいくつか区切って作業することが成功のコツです。

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この記事を書いた人

ブーまる編集部では、実際に車を売ったり買ったり、自分で直してみたり「やってみた」を大事にしています。中古車系記事の監修は、一般社団法人日本リユース業協会の実施するリユース検定に合格した「リユース営業士」が行っています。整備記事の一部は、現役ディーラーマンが監修や執筆を行っています。

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