高速道路を走っていて、オービスを真っ赤に光らせたことのある人は、レーダー探知機がどんなにありがたいか、実感しているでしょう。
レーダー探知機は、少し前は安かろう悪かろうではダメといわれていましたが、今は価格が1万円台でも機能が充実していて、選び方も迷ってしまいます。
一方で、スピード違反の取締りを事前に検知するレーダー探知機は、違法ではないのか?車に設置して本当に大丈夫?という疑問も湧いてきます。
最新のレーダー探知機事情と選び方、違法性はどうなのか?について解説します。
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レーダー探知機は違法?
レーダー探知機は、警察の速度取締機の設置を事前に察知して、摘発を免れているから違法ではないかという指摘があります。
過去に、赤外線を通さないナンバープレートを覆うカバーが、警察に摘発されました。ナンバープレートがオービスに写らないようにするためのカバーで、レーダー探知機も同じではないのかという疑問はもっともです。
ナンバープレートを覆うカバーは、証拠を隠して摘発を逃れることが目的ですが、レーダー探知機はスピード違反の抑止につながるので、警察は違法ではないと考えているようです。
もしも、レーダー探知機が速度取締機に対して妨害電波を発しているのであれば、警察の速度取締りを妨害しているとして、違法となるでしょう。
人気のレーダー探知機はどれ?
レーダー探知機は、長い間コムテック・ユピテル・セルスターの3社の製品が3強と言われています。
3社の製品それぞれに特徴があり、価格や機能のほかに取り付け方法なども選び方のポイントなので、どのレーダー探知機を選べばよいか迷いますが、この3社の製品から選べば間違いはないでしょう。
比較するには充分すぎるほど、3社の製品は口コミが充実しています。
レーダー探知機を取り付け方法で選ぶ
一体型・ミラー型・シンプルな液晶なし・ドライブレコーダー一体型などがあり、選び方は最初にここで迷いそうです。
いろいろな機能を活用するか、車の中をスッキリさせるか、シンプルな機能で充分か、ドラレコを搭載している方は、ドラレコと連動させたいなど、特徴と目的、価格と機能から自分に合ったレーダー探知機を選びましょう。
最新のレーダー探知機の機能はこんなに充実!
現在のレーダー探知機は、価格が1万円台でも高性能のレーダー探知機が揃っています。
目立つのは、増加している移動式のオービスの警告です。今後移動式オービスはさらに増えるので、選び方としてマークしておきたいですね。
Wi-Fiで自動的にデータを更新する機能も、便利な機能です。
SDカードのデータ更新は、更新したあとに新しい取締りのポイントが設置され、タイミングがズレることがありましたが、Wi-Fi自動更新なら新たなポイントがすぐに追加されます。
ドライブレコーダー連動型は、ドラレコの映像にGPSデータを記憶させるので、GPS搭載のドラレコとレーダー探知機を2台買う必要がなくなります。
遠出が多い人向けにおすすめのレーダー探知機
遠出が多い人の選び方としては、GPS機能搭載の有無です。オービスが設置されている道のデータが内蔵され、探知できるGPS機能搭載モデルも多いので安心です。
遠出すると、長いトンネルを通過することも多いでしょう。GPS電波が届きにくいトンネル内のオービスを検知するには、ジャイロセンサー搭載も有効です。
レーダー探知機の選び方の決め手
価格も機能も色々あって、どれを選んでもあとになってから、「あの機能があればよかった」と悔やむこともあるでしょう。
GPS情報が更新できるなら、古いレーダー探知機で充分という人もいますし、スマホのアプリで十分という人もいれば、普通に走っていればオービスは光ることはないので、そもそもレーダー探知機はいらないという人だっています。
レーダー探知機の選び方は、価格・機能、いったい何が決め手になるのでしょうか?
運転の性格で違うレーダー探知機の選び方
速度計が何キロを示しているかも、標識も気にしないでひたすら前しか見ないでガンガン飛ばす人は、いつオービスの罠にかかるかわからないので、レーダー探知機は絶対必要です。それも、高機能・高価格なほどよいでしょう。
しかしお金は無制限に出せなければ、移動式オービス・Wi-Fi自動更新・GPS搭載を基本に、お金の出せる範囲で選びましょう。
あまりスピードは出さないけど、オービスは気になる人は、価格優先で1万円台前半の入門機という選び方で充分でしょう。
レーダー探知機は価格や機能のほかに、運転の性格を考えましょう。
まとめ
- レーダー探知機は違法ではない。
- コムテック・ユピテル・セルスターの「3強」が間違いない。
- 価格が1万円台でも、機能は充実している。
- 移動式オービス対応が今後の選び方のポイント。
- Wi-FI自動更新はとても便利。
- 遠出の多い人は、GPS搭載がよい。
標識も速度計も気にしない人は高機能・高価格のレーダー探知機、あまり飛ばさない人は入門機と、運転の性格によって選び方を変えましょう。