【運転が疲れる】車の老朽化なの?簡単なメンテでできる疲労防止策

車は長い時間運転することが多いので、少しでも疲れにくく、快適に運転したいですが、そのためには運転席のシート調整が大事です。

でも、シート調整はしないで、何となく乗っている人、多くありませんか?

また、快適に運転するには、タイヤの位置を交換するタイヤローテーションも必要です。

「タイヤなんて、自分で交換できない!」という人が多いと思いますが、業者が行うにしても、タイヤローテーションの必要性を知っておけば、毎日の運転がとても楽しく、快適になりますよ!

目次

シート調整の大切さ

シート調整は、必要性を理解している人が少ないのが現状です。

車に乗ってから降りるまで、長い間接しているのがシートですから、快適性と疲れにくいシート調整を追求すべきです。

まず、自分のベストポジションを見つけましょう。バックレスト、ランバーサポート、座面の上下など多機能を備えたシートなら、大体のベストポジションを見つけられます。

パワーシートなら、あらゆる微調整ができます。

ベストポジションの見つけ方

シートには、深く座るのが基本です。腰に負担がかからず、緊急時にブレーキを強く踏むことができます。

膝が確実に曲がるように、シートスライドを調整します。膝が曲がらないと、ブレーキが踏みにくくなります。

シートのリクライニングとハンドルのチルド機能を使い、肩から腰をシートに密着させたまま、ハンドル操作ができるようにして、肘が少し曲がるようにシート位置を調整します。

ハンドルを時計に見立てたとき、9:15分の位置に握ると、運転しやすくなります。

視野は高くする

シートの座面は低すぎると、足が伸びて長距離・長時間運転するときに、とても疲れます。

また、アイポイントを高く調整すると視野が広くなり、運転しやすくなるほか、遠くから危険の発見もしやすくなります。

ヘッドレストの高さを調整し、むち打ち症にも備えましょう。追突されたとき、むち打ち症になると厄介なので、高さを調整しておけば、むち打ち症を軽減します。

大型の高級セダンなら、シートポジションのメモリー機能が複数ついているので、低めと高めのポジションをメモリーして置き、切り替えて使用するのも一案です。

姿勢によって、リアビューが観察できるカメラを使う人もいると思いますが、頼りすぎはよくありません。必ず直接目視を行いましょう。

タイヤローテーションの必要性

タイヤローテーションとは、タイヤのフロントとリアを定期的に入れ替えることです。

タイヤローテーションを行わないと、タイヤの一定部分だけが摩耗し、騒音や振動の原因となって、快適に運転できなくなるばかりか、タイヤを頻繁に交換しなければなりません。

また、フロントとリアのタイヤの役割は違います。

▼タイヤの空気圧も適正値にしておかないと寿命を縮めます。

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タイヤの役割の違い

FR(後輪駆動)の場合、前輪はカーブを曲がろうとする力、つまり横方向に踏ん張ります。

後輪は、駆動する方向、すなわち前後方向に踏ん張ります。前輪は、右タイヤなら右端、左タイヤなら左端が減ります。

FF(後輪駆動)では、フロントにエンジンがあるため前輪には重さがかかり、ハンドルを切るので両サイドが減り、後輪は真ん中が減るので、左右を入れ替えて摩耗を一定にします。

タイヤローテーションの時期の目安と費用

タイヤローテーションは、5,000キロに1回行うのを目安にしましょう。定期点検に出せば、ディーラーが行ってくれるでしょう。

費用は、1,500~2,500円くらいです。タイヤとホイールをばらさなければ、ホイールバランスをとる必要はありません。

まとめ

車の運転は楽しいですが、長時間運転すると、どうしても疲れますね。

タイヤは4本で重量が1トン以上もある車を支え、路面と接地しているので、タイヤのコンディションが悪いと乗り心地に影響します。

シート調整とタイヤローテーションを定期的に行いましょう。但し、走行中のシート調整は危険なので絶対やめましょう。

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この記事を書いた人

ブーまる編集部では、実際に車を売ったり買ったり、自分で直してみたり「やってみた」を大事にしています。中古車系記事の監修は、一般社団法人日本リユース業協会の実施するリユース検定に合格した「リユース営業士」が行っています。整備記事の一部は、現役ディーラーマンが監修や執筆を行っています。

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