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タイヤ

車のタイヤ交換時期って?少しでも先延ばしにできるメンテの基礎知識

タイヤは路面と接して、グイグイと一般道路や高速道路の上を走らせてくれます。それだけでなく、車全体の重みを支えています。

存在が当たり前と思っているタイヤですが、猛暑日の路面はとても熱いし、冬は凍ることもあります。

過酷な使用状況で黙々と働くタイヤは、劣化しやすいのです。

タイヤの交換時期を知る手がかりと寿命を延ばす方法は、点検していれば誰でもわかります。この機会におさらいしてくださいね。

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車のタイヤの交換時期・寿命っていつ?

車のタイヤは長く使えば交換…という漠然としたイメージがあるかもしれませんね。

年数または走行距離などの目安がありますが、タイヤ自身にも交換時期と使用限度を示すはっきりした情報があります。

タイヤの交換時期・寿命っていつ?

古いタイヤはゴムの劣化が進行している

タイヤは走るほど劣化が進行します。また紫外線の影響を受けるので、好天が続くと走っていなくてもタイヤには過酷な状況なのです。

車内に余分なものを乗せることもタイヤに負担をかけ、燃費性能にも影響します。

年数の経過に加え、路面の状況や保管方法などついやりがちな悪い習慣が重なり、古いタイヤには目に見えない劣化が進んでいます。

溝が浅いタイヤは道路交通法違反の可能性がある!?

溝が極端に浅いタイヤはすぐ交換しましょう。タイヤは残り溝の深さが1.6mm以下まで低下すると道路交通法違反です。

1.6mmになるとスリップサインが出て、タイヤの交換時期と使用限度であることを知らせます。

タイヤメーカーは残り溝が4mmになったら交換をすすめています。点検中に減り方が目立ってきたら、できるだけ早めにタイヤを交換しましょう。

参考:国土交通省 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示

タイヤ交換の目安がわかる5つのチェックポイント

交換の時期を漠然と判断するのではなく、はっきりした目安で交換時期を決めましょう。

距離や使用年数など客観的な数字のほかに、タイヤ自身に現れる症状を使用限度の根拠にすると良いですね。

タイヤのひび割れも要注意!


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タイヤ交換の目安

走行距離はタイヤ交換の目安になる?

車の使用条件は一般道路や高速道路を走る頻度など、個々に違いがあります。

さらに保管方法も関係するので、一律で何キロ走ったら交換時期であるとは断言できません。

タイヤの溝は新品のときにはおよそ8mmありますが、使用限度の残り溝1.6mmに減るまでは単純計算で3万キロ走るといわれています。

1年で1万キロ走れば3年で3万キロ走り、紫外線を浴びれば目に見えない劣化も考えらえるので、使用年数3年は交換時期を考える大きな目安といえます。

ひび割れや傷のあるタイヤは要交換?!

タイヤのひび割れはすぐに交換が必要ということはありません。

しかしタイヤ本来の性能は失われています。高速走行ではバーストして事故が起きやすいので、早めに交換しましょう。

ちょっとした傷はともかく、タイヤの溝に深い亀裂が入っていると車検は通りません。事故を防ぐためには当然でしょう。

タイヤの溝とスリップサイン

タイヤの溝は路面と接しているので、交換時期と使用限度を示すあらゆる情報が現れます。

代表的なものが、残り溝1.6mmで出現するスリップサインです。点検中に溝を見ていれば、タイヤがよくわかるといっても過言ではありません。

スリップサインはタイヤの寿命を示すサイン

タイヤの残り溝が1.6mmになると、サイドウォールに刻印された三角形の位置の延長線上の溝にスリップサインが現れます。

通常は溝の奥に見えますが、タイヤの表面まで見えるくらいに摩耗するとタイヤの使用限度です。一か所でも現れたらすぐタイヤを交換しましょう。

道路交通法違反に問われるだけでなく、車検も通りません。

何よりタイヤにとって、事故につながる重大な危険信号なので、考えるまでもなく交換時期です。

タイヤの溝は走行性能に与える影響大

タイヤの溝は雨の日に重要な役割を持っています。

溝がなくなるとトレッド面の水が排出できず、スリップして事故を起こしやすいばかりか、ハイドロプレーニング現象の危険も大きくなります。

溝は毎日少しずつ減ります。急発進や急加速など、タイヤに大きな負担をかける走り方はやめましょう。

乗り心地の悪化と走行音の変化も、交換を判断する材料です。

製造年月で確認

タイヤのサイドウォールには、タイヤの製造年月を示す数字が刻印されています。

世界共通の数字で、交換時期の参考となる有力情報です。ぜひ覚えておきましょう。

タイヤ交換の目安となる年数とは?

タイヤ交換の時期的な目安は使用年数4~5年です。

走らなくてもタイヤは劣化します。使用条件や保管方法も関係しますが、使用年数が経つと目に見えない部分で問題が出ている可能性があります。時期的な目安にしましょう。

タイヤの製造年の確認方法

サイドウォールに4~6ケタの数字が記されています。「3518」だと西暦2018年の35週に製造されたタイヤです。

時期的には2018年8月下旬に製造されたタイヤで、タイヤ交換を考える有力情報です。

タイヤが劣化する原因

タイヤは走る距離が伸びても劣化が進みます。

走行中の熱はタイヤの変形を引き起こし、加えて紫外線も大敵です。

一般道路や高速道路を走行中はもちろん、駐車場で直射日光を浴び続ければタイヤは劣化するので、長い間走らせないのもよくないのです。

またタイヤは酸化しやすいので、酸性雨もタイヤに悪い影響を与えます。保管方法にも気をつけましょう。

ストップ&ゴーが多い都心部では定期的なタイヤチェックが必要?!

タイヤに負担をかける走り方も劣化の原因です。一般道路で停止と発進を繰り返す都心部は、タイヤに過酷です。

都心部では用事がいくつもあるとちょい乗りを繰り返すこともあり、定期的なタイヤのチェックを心がけましょう。

タイヤの寿命を延ばす基礎知識

こどもやペットをいたわるように、タイヤにもちょっとしたいたわりの気持ちがあれば、タイヤに負担をかけないメンテナンスをしたくなりますね。

タイヤの寿命を延ばすコツをご紹介しましょう。

基礎知識

適正空気圧を保つ

適正なタイヤの空気圧を保つことはタイヤの寿命を延ばし、燃費性能の悪化も防ぎます。

空気圧が低いままだとタイヤの屈折が大きくなってたわみやすくなります。最終的に高速道路を走行中、バーストが発生して事故を起こしてしまいます。

また振動が激しくなり、走行音も騒音と化して車の乗り心地も低下します。

空気圧は給油のついでにガソリンスタンドでチェックしてもらってください。

純正タイヤサイズを履く

タイヤは車に合った純正サイズを履かせましょう。タイヤサイズはサイドウォールに刻印があり、またはドアの運転席部分の内側にもシールが貼られています。

純正サイズからインチアップすると、想定した負担より大きくなるのでバランスが崩れて偏摩耗が起こりやすくなります。

また走行音が大きくなって乗り心地が低下する他に、燃費性能も悪化するなど、インチアップには数々のデメリットがあります。

急発進・急加速・急停止はタイヤに負担がかかる

一般道路で「キイイイイ」とタイヤを鳴らしたり、路面に白い煙が残ったりする急発進・急加速・急停止はやめましょう。

耳を割くように路面を鳴らす音は、走行音ではなく騒音で、聞いただけでもタイヤに負担をかけていることが想像できます。

さらに燃費性能も極端に悪化します。

定期的なタイヤローテーションは偏摩耗を防ぐ

タイヤは道路と接地し、車の重量を支えるので想像以上に負荷がかかっています。

前輪と後輪では荷重のかかり方が違い、摩耗する部位が真ん中あるいは端っこなど、タイヤの位置によって偏りが起きます。

タイヤローテーションを定期的に行えば偏摩耗を防ぎ、タイヤの交換時期を延ばすばかりか燃費性能の悪化も防ぐことができます。

タイヤ交換はどこでやるとお得なの?

タイヤ交換はどこが得かといえば、タイヤショップやカー用品店が候補にあがるはずです。

ディーラーより安く、専門店の強みで車に合ったタイヤをチョイスして、技術力も確かです。

値段など求める要素は人それぞれです。ディーラーはタイヤも工賃も高めですが、車に詳しくない人には安心ですね。

ガソリンスタンドは一番身近な存在ですし、万一のときに役立ちます。

ただ注意したいのは、どの形態でも他の店舗で購入したタイヤの「持ち込み交換」に対応している店舗はほとんどないということです。

これはガソリンスタンドなどでは顕著ですが、フランチャイズ契約の店舗が多く、店舗によってタイヤ交換の設備にばらつきがあるためです。

タイヤ交換の比較表

種類 店舗数 技術力 サービス 値段
ガソリンスタンド × ×
タイヤ専門店・カー用品店
ディーラー × ×

タイヤ交換してもらう場所は、自分が重視する要素で選びましょう。

冬タイヤと夏タイヤ、交換時期はいつ頃がいいの?

あくまで目安ですが、夏タイヤから冬用タイヤに交換するベストのタイミングは、初雪が降る時期の1か月前です。

関東で初雪が観測される時期は小寒(1月6日)前後です。寒いところは早めに初雪が降るでしょう。地方気象台の過去データを参考にするとよいですね。

冬用タイヤから夏タイヤへの交換は、最後に雪が観測された後だとベストです。

年や地域によって異なりますが、桜の開花予想日より後に交換するとよいでしょう。

ミニバンや軽自動車は前輪が劣化しやすい?

ミニバンは軽自動車はエンジンの配置上、フロントに重量配分が偏っているので前輪に荷重がかかっています。

加えて発進と停止も前輪の役目なので、タイヤは熱を持ちます。

前輪にかかる負担は想像以上で、早く劣化しないように定期的なメンテナンスを心がけてください。

まとめ

車のタイヤは水と空気のように「あるのが当たり前」な存在ではないでしょうか。

乗っているときは有難みがわかりませんが、不具合が起きてようやく存在の大きさに気づくかも知れません。

劣化しやすい理由を知れば寿命を延ばすメンテナンスを心がけ、溝などタイヤが出すサインを見逃さなければ、適切な時期に交換できます。

愛情とは大げさですが、タイヤにもいたわりの心を持つことが大切です。

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