車の運転で怖いことの1つが、タイヤのパンク。
道の真ん中でパンクする事態は想像したくありませんが、できるならパンクしたタイヤを修理して長く乗れないか?と考えるかもしれません。
でも、修理すると料金はいくらかかるのか、そもそもタイヤは修理できるのか?という不安もよぎりますね。
タイヤのパンクは時間と場所を選ばずに起こるので災害と同じです。
この記事では以下の3点を中心にパンク修理の疑問を解説していきます。
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どう対応すればよいか、費用はどれくらいか、リスク管理の対処法を常に考えておきましょう。
タイヤのパンクの修理にかかる値段
車のタイヤのパンクは、発生した状況や受けたダメージだけでなく、修理を依頼する業種よって値段が変わってきます。筆者はパンク修理で、カー用品店以外すべての業種にお世話になりました。
パンクの発生状況によっては業者を選んでいられないこともありますが、相場の目安として参考にしてください。
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タイヤサイズやパンクの状況によって値段は変わる!
パンクの修理は被害状況とタイヤサイズにより値段が変わってきます。
異物が浅く刺さっただけなら応急修理だけで済みますが、内側まで貫通すると裏張りなど修理費用も高くなります。
釘が2か所以上貫通したり側面に傷がついたりすると、最悪はタイヤを交換しなければなりません。
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タイヤのパンク修理にかかる値段に違いはある?
タイヤの穴を塞ぐだけなら、1本の修理料金の相場は作業工賃含め1,500円から3,000円、平均2,000円くらいでできます。
異物が内側まで貫通しているとパッチを裏張りする必要があり、修理料金の相場は5,000円くらいかかることも覚悟してください。
自動車ディーラー
作業工賃含め1本2,000円くらいが相場です。顔なじみの営業マンがいるので頼みやすいでしょう。
筆者は家の中でパンクしたとき、ディーラーに電話したら営業マンがすぐにタイヤを持ってきてくれました。
ガソリンスタンド
作業工賃含め1本2,000円くらいが相場です。
ガソリンスタンドは方々で見かけるので、出先でパンクしたときは重宝します。筆者もガソリンスタンドに電話して、応急修理してもらったことがあります。
タイヤ専門店
作業工賃含め1本1,000〜2,000円くらいが相場です。筆者はパンク修理でタイヤ専門店のお世話になったこともあります。
バリエーションも豊富で値段も安く、タイヤ以外にも車のメンテナンスについてアドバイスしてくれるので、「さすが専門店!」と感心します。
オートバックスなどのカー用品店
作業工賃含め1本1,000〜2,000円くらいが相場です。
ロードサイド型や大型商業施設に併設された店舗が多く、外出中のパンクにも安心ですね。
JAFなどロードサービスで出張修理
JAFや保険会社などのロードサービスは、会員なら作業工賃無料です。
非会員だと10,000円くらい徴収されます。非会員が高速道路など、パンクが起きた場所によっては修理費用がさらに高額になります。
自分で修理する
自分で修理するなら、パンクの修理キットが2,000円弱で売っています。
業者に依頼するより安く済みますが、 自分で行うのはあくまで応急修理です。最終的には業者に点検してもらう必要があります。
パンク修理にかかる時間はどれくらい?
パンク修理は応急修理なら1本30分くらいで済みますが、内部損傷の状態が悪ければもっと時間がかかります。
修理を依頼する所によっても変わります。
タイヤ専門店やカー用品店、ガソリンスタンドは1本20分くらいで修理してくれます。
ディーラーは30分からおよそ1時間と幅がありますが、時間がかかる分丁寧です。
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タイヤがパンクしているかどうかの見分け方
最近のタイヤは安全面から、パンクしても急激に空気が抜けにくい構造になっています。
パンクだと気づいて慌てず対処できるように解説します。
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運転中に感じるパンクの症状
運転中にパンクを疑われる異変には以下の症状があります。
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- タイヤ周辺から異音がする
- ハンドルが重たくなる
- ハンドルが取られてしまう
- 普段はない振動がある
- 加速や減速時にもたつきがある
- カーブで車体が膨らむ
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タイヤがパンクしていると「いつもとは違う」音や感覚があります。
「なにかおかしい」と感じたら車を停車させて点検しましょう。
駐車中のパンクの見分け方
パンクで多いのが、タイヤの接地面に釘やネジなどが刺さっっている場合です。
ただ、最近のタイヤはパンクしても一気に空気が抜けるわけでなく、徐々に抜けていきます。
パンクしても直ぐには気が付きくく、数時間後や数日後にパンクだと発覚するケースが多いです。
また、タイヤの側面に傷がある場合は、イタズラの可能性が高いです。
さらに、イタズラの可能性があるのが、空気を入れるエアバルブが破損して、空気が抜けている場合です。
エアバルブの場合は、修理で直せない場合もあるので、ガソリンスタンドやタイヤ専門店などの業者に点検を依頼しましょう。
タイヤのパンクの修理方法
タイヤのパンクはジャッキ、修理キット、穴を塞ぎ空気漏れを防ぐためのラバーセメントなど補修材、修理シール材、ニードルを用意します。
最後に空気を入れますが、タイヤから空気が抜けにくい窒素ガスを充填するのも一案です。
注意点は、パンクした状態で車を走らせないでください。
最悪の場合ホイールまで交換するハメになり、バランス調整など面倒になります。
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穴埋めと内面修理
ジャッキアップして異物をすぐ抜くと、空気が漏れてパンクした場所と状況がわからなくなります。
最初に空気を入れて、破損した所以外を傷つけないように注意します。
穴が開いた箇所にラバーセメントなど補修材を塗り、シール材をニードルで内側にねじ込み、余分なシール材はカットします。
内面修理はタイヤの内側に内部損傷がないか確認し、パンクの穴を塞いで内側からもパッチを裏張りします。
内側を確認した結果再利用できなければ、交換作業です。
スローパンクチャー
自動車レースの実況で聞きますが、タイヤの空気がゆっくり抜けていくパンクです。
小さな亀裂や、タイヤとホイールの相性が悪いことなどで発生します。
見つけるのは難しく、業者に持ち込むしかありません。修理料金も高くなりがちです。
接地面の溝に斜めに釘が刺さっている場合でも修理は可能?
釘が斜めに刺さると内側からパッチ貼り付けが必要です。
筆者はイタズラでタイヤに五寸釘を斜めに刺されたことがあり、最終的に交換しました。
スタッドレスタイヤはゴムが薄いので、特に修理が難しくなります。
パンク修理キットは要注意?!
パンク修理キットはあくまで応急修理です。タイヤに深刻な被害が出ている可能性があるので、点検してもらう必要があります。
パンク修理キットは、あくまで修理場所まで運べる程度の処置と考えましょう。
コンプレッサー・ボンベタイプ
キット付属のコンプレッサーやボンベから補修材を注入して溶解させ、パンクした部分を塞ぎます。
このタイプの応急修理は、ゴムを溶解させるのでタイヤの性能が失われます。修理完了後は早めにタイヤを交換しなければなりません。
穴埋めタイプ
穴の幅4ミリまで適応する応急修理の方法です。
穴が開いた箇所に市販の修理剤、またはラバーセメントやセメダインなどの充填剤を埋め込みます。
車を走らせる間に生じるタイヤの熱で修理剤や充填剤を圧着させて、穴を塞ぎます。
パンク修理後のタイヤの耐久性って変わるの?
パンクを修理したタイヤはどこまで乗れるのか、耐久性が気になります。
自転車のタイヤがパンクしたように乗り続つけられるのか、深堀りしましょう。
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詳しく解説していきます。
一般道なら耐久性や寿命に影響なし!?
一般道路を走るくらいなら問題ありませんが、穴が開いたので本来の性能は落ち、劣化しやすくなっています。
筆者がタイヤに五寸釘を刺され、修理を依頼した直後は普通に走れましたが、数日後タイヤから空気が漏れて走行不可能で、テンパータイヤに交換しました。
パンクしたときの状況にもよりますが、耐久性には影響があるのでいずれは交換が必要です。
穴埋めと内側からパッチを貼る修理方法なら耐久性に差はある?
ラバーセメントなどの穴埋めや、内側からパッチを貼る方法でも耐久性はそれほど変わりません。
タイヤ本来の性能は落ちているのでいずれ交換は必要ですが、一般道路を走るくらいは大丈夫です。
但し内面修理でダメージが大きいと判断されれば、残念ですが即交換です。
また自転車のタイヤのように、チューブを交換することはありません。
パンク修理後は高速道路は避けた方がいいの?
パンクを修理したタイヤで高速道路を走行してはいけません。
パンクした時点でタイヤ本来の性能は低下しているばかりか、タイヤに空気を入れた瞬間から徐々に漏れていきます。
タイヤがたわんで熱を持ちやすく、高速走行中は特にバーストが起きやすくなります。
自動車保険の内容やロードサービスの加入状況を確認しよう
ロードサービスはパンク修理に無料で対応してくれます。
さらに自動車保険によっては、パンク時の対応だけでなく、故障や事故のレッカー移動などサービスを必要としているときに
専門スタッフが現場に急行してくれます。
突然の事態に慌てないためにも、自分が加入している自動車保険の加入状況を確認しましょう。
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JAFに入会している場合もあると思いますが、会員証を携帯していないと会員かどうか疑われます。
会員証を紛失しないよう注意し、JAFのステッカーを車に貼っておくようにしましょう。
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パンクの状況を総合的に考えよう
車のタイヤは電車の車輪のように鉄でできていません。ゴム製品なのでいつどこでパンクするかわかりません。
自分で修理できれば安くつきそうですが、あくまで応急修理で、後でタイヤ交換が必要になると、タイヤ修理キットの分だけ高くつくこともあります。
- パンクが起きた場所によってはどこに依頼するか?
- 修理とタイヤ交換の費用はどれくらいか?
パンクの状況を総合的に考えれば、タイヤの修理費用を抑えて少しでも長く使う対処ができます。万一のリスク管理を考えておきましょう。
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