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ホイール

【ホイールインチアップ】どこまでも無制限?デカいだけでは失敗するサイズの落とし穴

【ホイールインチアップ】どこまでも無制限?デカいだけでは失敗するサイズの落とし穴

ホイールのインチアップに憧れる方は多いでしょう。タイヤが薄くなって黒い部分の面積が減り、とてもスポーティーになります。

デザイン性を重視したホイールを装着すればドレスアップ効果は更に高まりますね。

他にも運動性能が向上するなど良いことずくめのようですが、インチアップはむやみに行うと車検に通らなくなることすらあります。

ホイール選択を誤ると、ハブと穴が合わずに取り付けできないこともあるので、愛車に取り付けができる幅なのかなど、サイズ選びのポイントは知っておきたいですね。

またサイズだけでなく、インチアップにより車重を支えられなくならないよう、ロードインデックスを保つことも見落とせません。

ホイールやタイヤの選び方を押さえて、理想のインチアップを手に入れましょう。

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タイヤのホイールのインチアップとは?

タイヤのホイールのインチアップとは?

インチアップとはタイヤの外径をそのままに保ち、リム径が大きい低偏平なタイヤに変えることを指します。

インチアップすることで車の運動性能が向上しますが、最近は見た目だけを目的にインチアップするケースも。

タイヤ交換とインチアップ | 株式会社ブリヂストン

インチアップとは

アルミホイールのインチとは?

ホイールのサイズを示す単位で、主にリム幅とリム径の数値をインチで表記します。

1インチとは25.4ミリなので、例えば18インチ8.0Jホイールというサイズのタイヤはホイール幅が8×25.4=203.2ミリ、リム径は18×25.4で457.2ミリであることを表しています。

ホイールのリム幅とリム径を大きくする

インチアップはタイヤの外径は変えずにリム径を大きくします。

外径を変えると取り付けできない場合もあるので、外径はそのままでリム幅をアップさせます。

またリム幅をぎりぎりまで伸ばすとホイール・フェンダー・タイヤが一直線に並んでいる「ツライチ」となって、ルックスが一気にスポーティになりますね。

但し車検に通らないこともある他、フェンダーに干渉するとバーストなど思わぬ事故に繋がるので注意しましょう。

タイヤの外径を変えない?

車には速度計の他、製造からの累計走行距離を示すオドメーターとその都度リセットできるトリップメーターがあるのはご存知ですよね。

走行距離はタイヤの回転数によって計算しますが、インチアップでタイヤの外径が拡がると、走行距離の数値が正確でなくなる場合があります。

速度計の誤差が大きくなると車検に通らないので、外径は変えないようにしましょう。

ホイールのインチアップをする際のタイヤの選び方

ホイールのインチアップをする際のタイヤの選び方

インチアップする時は、どんなタイヤでも良いという訳ではありません。

愛車のタイヤとホイールのサイズを把握し、アップするサイズは2インチを目安にします。

ロードインデックスを保つことも留意しましょう。

タイヤの選び方

インチアップの目安は2インチ

タイヤの外径を変えないことが一般的ですが、装着したいホイールやタイヤによっては外径を変えない訳にはいかないこともあります。

しかしあまりにも大きなタイヤは、外径が変わって装着できない他にタイヤがボディーに接触することもあるので、2インチアップまでを目安と考えてください。

仮に16インチのホイールなら18インチまでが目安となります。

インチアップでタイヤ幅と偏平率は変わる!?

インチアップすると、タイヤの外径を変えずにリムのサイズを上げるので、タイヤのゴムの面積は薄くなって偏平率は小さくなります。

偏平率とタイヤの接地幅に関連はありませんが、タイヤの幅を広げる場合は偏平率を同時に下げることが多くなります。

車体よりもホイールやタイヤが広がり過ぎると車検に通らなくなるので、要注意です。

インチアップをする時のタイヤの見方

適正値でインチアップを行うには、自分の車のタイヤサイズとホイールのインチ数値を知る必要があります。

タイヤのサイドウォールにはホイールのインチ数が刻印されています。

例えば205/55R16とあれば、ホイールが16インチであることを示しています。

ロードインデックスに注意!

インチアップすると偏平率が下がり、充てんするべき空気の量が減るので、ロードインデックス(規定の条件下でタイヤ1本が支えられる最大負荷能力)も低下します。

4本のタイヤの最大重量が車重を下回ることはできないので、インチアップ前よりも幅の広いタイヤを選び、純正のタイヤと同じロードインデックスを保持することを心がけましょう。

タイヤサイズインチアップ早見表

軽自動車

12inch 13inch 14inch 15inch
145/70-12 165/55-13
175/50-13
155/55-14 165/45-15
155/70-12
165/70-12
145/70-13
155/65-13
155/55-14
165/55-14
165/45-15
165/50-15
155/80-12 155/70-13
165/65-13
165/60-14 165/55-15
175/45-15

セダン・ワゴン

15inch 16inch 17inch 18inch
195/60-15
185/65-15
205/50-16
225/45-16
205/45-17
215/40-17
215/35-18
205/60-15
195/65-15
205/55-16
225/50-16
215/45-17
205/50-17
225/40-18
215/60-15
205/65-15
215/55-16
225/50-16
225/45-17
215/50-17
225/60-15
215/65-15
205/60-16
225/55-16
225/50-17
235/45-17
215/45-18
245/40-18
225/60-16
235/50-16
225/55-17 245/45-18
275/40-18
235/60-16 245/50-17 255/45-18
285/40-18

SUV

16inch 17inch 18inch 19inch
215/65-16 225/55-17
245/50-17
255/45-18 255/40-19
215/70-16 225/60-17
225/65-17
245/50-18 245/45-19
235/70-16
255/65-16
235/65-17
255/60-17
255/55-18
285/50-18
255/50-19
285/45-19
265/70-16 285/60-17 285/55-18
265/75-16
275/70-16
285/60-18 285/55-19

一覧より抜粋:インチアップ適合表|フジ・コーポレーション

ホイールのインチアップのメリット

ホイールのインチアップのメリット

インチアップすると横からの見栄えが良くなり、ルックスが向上します。

他には運動性能や制動力に冷却性能が向上するメリットも得られますが、ルックスの向上だけを目的としてインチアップを行う場合もあるのです。

インチアップのメリット

引き締まって見える!ルックスの向上

インチアップすると車を横から見た時にホイールが大きく見え、黒い部分が減るのでルックスが大きく向上します。

アルミホイールはデザイン性が豊富で、特に目立つ足元のドレスアップが簡単に行えます。

軽自動車から高級セダンまで、車種を問わず個性を引き立たせる重要なパーツといえますね。

扁平タイヤは運動性能が向上

インチアップを行うとサイドウォールは扁平になって、横から見るとより薄くなってタイヤのたわむ量が少なくなることで、パワーのロスが減ります。

特に中高速域ではハンドルのブレが減少して操縦安定性・ハンドリング・ブレーキング・旋回性能が向上します。

またインチアップするとタイヤ幅も拡大する傾向にあるので、グリップ性能もアップするのです。

制動力・冷却性能の向上

インチアップすると制動力が向上します。

ホイールの大型化とタイヤの扁平化で、タイヤ全体の剛性があがるからです。

またホイールの外径が大きくなると走行中、ホイールの内部に外気が送り込まれてブレーキ自体の冷却性能が上がり、熱による制動力低下も防止できます。

結果として制動力の安定性が上がり、安全運転にも大きく貢献するのです。

ホイールインチアップのデメリット

ホイールインチアップのデメリット

インチアップにはデメリットもあります。

運動性能の向上と引き換えに、タイヤサイズによっては乗り心地が悪化します。

また燃費が低下する場合もあり、デザイン性が高いホイールは、盗難のリスクがあることも注意しましょう。

インチアップのデメリット

タイヤサイズによっては乗り心地が悪くなる

インチアップのメリットである運動性脳の向上は、一方で乗り心地の悪さに繋がります。

タイヤが薄くなると、路面の凹凸による衝撃を吸収する力が弱くなるからで、運動性能と乗り心地の両立は難しい一面があることは否定できないのです。

燃費性能が低下する

タイヤが太くなることで転がり抵抗が増加するので、燃費やロードノイズが悪化するデメリットもあります。

純正よりも幅広な、よりグリップ力が強いタイヤをチョイスしたり、ホイールの重量が従来より増えたりすると燃費が悪くなる場合があることは覚えておきましょう。

燃費性能が低下する割合は、タイヤによって5~30パーセントにも上るといわれています。

ロードノイズが目立つようになる

インチアップをしてタイヤが薄くなると、走行中に発生するロードノイズを吸収しにくくなって、インチアップ前よりロードノイズが大きくなる場合があります。

ノイズの変化はインチアップの面白味の一面ではありますが、ロードノイズがあまりにも大きくなる時は同乗者の不快感を和らげるため、事前に一言伝えたほうが良いかもしれませんね。

盗難の可能性がある!?

デザイン性の豊かなホイールを装着したばかりに、駐車場でホイールの盗難に遭うケースがあります。

盗難防止のために、専用の工具がないと外せないホイールナットを使用しましょう。

値段は6,000円から8,000円(4個入り)ですが、個数や取り付ける車種によって値段が変わるので注意しましょう。

インチアップのホイール選びは慎重に

インチアップする時、ホイールは慎重なチョイスしましょう。

車体からホイールがはみ出していると車検に通りません。

また穴の数が合わないと装着できなくなります。日本のホイールには基準があるので、刻印も同時に確認しましょう。

ホイール選びは慎重に

どんなホイールでも良い?

サイズさえ合えば、インチアップはどんなホイールでも良いという訳ではありません。

インチアップでタイヤの幅をより広くする場合、車体からホイールやタイヤがはみ出さないか確認しましょう。

車検に通らない可能性がでてくるので、自分の車に取り付け可能なホイール幅なのか事前に確認しましょう。

ホイールとハブの関係

気に入ったインチアップ用のホイールがあっても、ホイールを車に取り付ける部分である「ハブ」が問題です。

ホイールはそのための穴が5個または4個、ホイールの中心を囲むように空いていて、5穴または4穴と呼ばれています。

ホイールの穴数が合わないと取り付けできないので、注意が必要なのです。

インチアップしたらタイヤの空気圧も変わる?

インチアップしたらタイヤの空気圧も変わる?

足回りがノーマルで走り方も普通なら、ドアに表示されている適正空気圧で大丈夫です。

扁平率やサイズとかで変化するのではなく、装着するそのクルマの車重が関係しているからですね。

同じサイズのタイヤでも、ある車では2.2kg/c㎡であっても別の車では2.0kg/c㎡ということもあり、車が違えば空気圧も変化するので、基本的にはインチアップしても同じ空気圧で良いのです。

尚エクストラロードまたはレインフォースドタイヤは新しく日本で設定された規格で、ヨーロッパの規格を満たしているため空気圧は、通常より空気を多く入れる必要があります。

タイヤが扁平になると充てんする空気の量が少なくなり、一本あたりのタイヤで支えられる車重が減少します。

そのため充てんする空気を増やして空気圧を上げ、荷重重量を多くする必要があります。

インチアップすると車高があがる?

インチアップすると車高があがる?

ホイールをインチアップしたから車高が上がるということはありません。

車高の上下はホイールサイズではなく、タイヤの外径で変わるからです。

15インチでも20インチでもタイヤの直径が600mmなら車高は変わりません。

足回りを替えないと仮定すると、タイヤの外径を小さくすれば半径の差の分だけ車高が下がりますが、その分だけタイヤハウスの隙間が増加します。

タイヤの外径を大きくすると車高は上がりますが、タイヤハウスの隙間が減少します。

外径はタイヤの幅や扁平率で決まるので、車高の上下はタイヤに左右されることになるのです。

車検に通らない?!インチアップは注意が必要

車検に通らない?!インチアップは注意が必要

タイヤやホイールが車体より外にはみ出すと、違法改造となって車検に通りません。

自分の車に取り付け可能なホイール幅なのか確認する必要があります。

インチアップによって速度計に誤差が生じる場合も、車検に通らなくなります。

速度計の誤差は+6パーセントから-(マイナス)22.5パーセントの間に収まるよう規定されているのです。

日本ではホイールについて公的基準が制定され、JWLの刻印がないと車検をパスしません。

日本で購入できるホイールには刻印があるので心配する必要はありませんが、あまりにも安いホイールやメーカーが分からないホイールは刻印が無いこともあります。

まとめ

ホイールのインチアップはやたらと行ってはいけません。

愛車のタイヤサイズとホイールのインチ数値を把握し、アップするサイズは2インチが目安です。

ホイールが車体からはみ出出したりボディに干渉したりしないよう、取り付け可能なサイズかどうか確認しましょう。

取り付けできないことがないように、ハブの穴数もチェックして下さい。タイヤとホイールサイズだけ重視すると車検に通らないなど、落とし穴にはまります。

万全にチェックして、愛車のルックスを引き締めましょう。

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