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【ブレーキパッド交換】費用は激変!?ボッタクリに遭わないメンテの知識

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車を止めるブレーキが故障したら大変ですが、外からは見えにくいので「点検でサービスマンが何とかしてくれる」と考える人は多いでしょう。

しかし車は走らせれば必ず止めなければいけません。重い車を止める役割を持つブレーキパッドは消耗が大きい部品なので、無関心でいると大変なことになります。

車は乗らなくても維持費がかかるので、重要保安部分であるブレーキパッドの交換費用はできれば安く抑えたいものです。

ブレーキパッドの基礎知識と、よりコスパが高いメンテナンス方法を頭に入れると、カーライフが充実しますよ!


ブレーキパッドが減ると交換が必須

ブレーキパッドはブレーキディスクを両側から挟んで押さえつけ、タイヤの回転数を落として車を停止させます。ブレーキをかけ続けると、当然摩耗が進行します。

ブレーキパッドは新品だと10mm程度の厚みがありますが、パッドが摩耗して残量が少なくなるとブレーキ自体の制動力が大幅に低下して、事故の危険性が大きくなります。

そこで適切な時期にブレーキパッドを交換する必要があります。

また、車に頻繁に乗っていれば問題ありませんが、週末しか車に乗らない人だと、車のブレーキパッドが硬くなります。

ブレーキパッドが硬くなったときは、硬化した部分を研磨して再利用することも可能ですが、なるべく新品に交換した方が安心です。

タイプ別ブレーキパッドの交換費用の相場

ブレーキパッドの交換費用は、フロント・リヤそれぞれ7千円が相場で、工賃が加わります。

車種またはディーラーやカー用品店など、どこで交換してもらうかによって若干異なります。

軽自動車のブレーキパッドの交換費用は?

軽自動車の交換費用は部品代で7,000円、工賃3,000円、合計で10,000円が相場です。

フロントがディスクブレーキ、リアはブレーキシューの場合が多く、リアも15,000円くらいが目安です。ブレーキオイルも交換してもらうと、5,000円くらい加算されます。
   
使用状況にもよりますが、軽自動車は走行距離が30,000キロから50,000キロが交換の目安です。

ミニバン(ベルファイヤー・ヴォクシーなど)のブレーキパッドの交換費用は?

ミニバンも車種やメーカーによって違いがありますが、リアとフロントのどちらか、または両方のブレーキパッドを交換する場合で費用が変わってきます。

リアまたはフロントどちらかなら、部品代と工賃の合計で15,000円くらいで交換できます。

リアとフロント両方の場合、交換費用は20,000円強まで上がってきます。

ミニバンは多人数で乗車するので、1人乗りと5~6人が乗るのとでは重量に違いがあるので、安くて性能が高い社外品への交換も一案です。
   

SUV(ハリヤーなど)のブレーキパッドの交換費用は?

SUV車もその走行特性から、社外品への交換が一案です。ネットなら安く購入できます。

純正と同等の社外品に交換する場合は部品代がフロント4,000円、リアが3,000円くらい。工賃がフロント6,000円、リア5,000円が交換費用の目安です。

リアとフロント両方交換する場合は、合計20,000円弱くらいで交換できます。

高級車(BMW・ベンツ・レクサスなど)のブレーキパッドの交換費用は?

高級車も車種によって多少異なりますが、BMWだとリアだけで部品代と工賃合わせて30,000円くらいです。

リアとフロントを合わせると部品代が50,000円、工賃で15,000円、合計で70,000円近くかかり、軽自動車や普通自動車よりも跳ね上がります。さすがは高級車と感心しますね。
   

ブレーキパッドの交換費用を安くする方法は?

車は車検や任意保険などで、走らせなくてもお金がかかります。

どのパーツを交換するにしても値が張るので、ブレーキパッドはできれば安く済ませたいですね。交換費用を業態別に調べてみました。

ディーラーとカーショップではどちらが安い?

ブレーキパッドはカーショップなどの方がディーラーより安く交換できます。

カーショップでも、オートバックスでは1か所の交換で5,000円から、イエローハットでは左右2輪の交換で6,000円からと、倍近い差があります。

車のメーカーやブランド、またはその店舗の技術力によっても交換費用は変わってくるので、複数の店舗に見積もりを依頼して決めれば安心です。

また量販店は混んでいるとすぐに対応できないことがあるので、予約してから車を持ち込みましょう。
   

社外品のブレーキパッドを使用する

社外品のブレーキパッドでも車検に通るので問題ありません。商品によっては純正品の半分くらいの値段で購入できます。

社外品の方が効きがよいという理由で、ネットで購入したブレーキパッドを持ち込んで交換してもらうユーザーは、結構存在するのです。

なおブレーキの点検も兼ねるので、社外品への交換はディーラーや整備工場に依頼した方が無難です。
   

交換作業を自分でやるのはいいの?

ブレーキは最重要保安部品ですが、自分が所有者である車のブレーキパッドを自分で交換することは、法律上問題ありません。

自分が所有する車のメンテナンスを自身で行うことは、至極当然だからです。

但し「点検整備記録簿」に記載することは、必須となっています。

他人が所有する車のブレーキパッドを交換する場合は、法律に定められている「分解整備」に該当するため、整備士の資格がなければ行うことはできません。

参考:国土交通省関東運輸局|分解整備とは

ブレーキパッド以外の整備や交換もしたほうがいい?

ブレーキやクラッチを動作させる「マスターシリンダー」という部品がありますが、ブレーキと同様重要保安部品なので、このメンテナンスも重要です。

多くのブレーキは油圧で動作するメカニズムで、マスターシリンダーはブレーキを踏んだ力を油圧に変換し、ブレーキやクラッチを動作させる重要な部品です。

ブレーキの効きが悪い場合は、マスターシリンダーのオーバーホールが必要になります。

またブレーキローターも摩耗しているので、整備をお願いしましょう。
 


 

ブレーキパッド交換の作業時間はどのくらい?

ブレーキパッドの交換にかかる作業時間も、交換を依頼する場所を決める要素です。

業態別にまとめてみました。次回交換する際にぜひとも参考にしてください。

オートバックスなどのカー用品店の場合

カー用品店はあちらこちらに見かけるので、最寄りの店舗で交換できれば助かりますね。

ブレーキパッド交換に要する時間は30分くらい、遅くても1時間あれば完了します。

但しカー用品店は主要道路沿いや大型商業施設に併設の店舗もあり、土日祝日など込み合うときは作業時間よりも待ち時間が多くなります。

店舗が整備工場の資格を有しているかも、念のため確認しておきましょう。
  

ディーラーの場合

自動車ディーラーもカー用品店とかかる時間はそれほど変わりません。30分から1時間あれば完了します。

ディーラーの工場が空いていれば待ち時間もかかりません。

顔見知りの営業マンがマメに「お車の調子はいかがですか?」と電話してくるので、車にあまり詳しくない方はディーラーの方が依頼しやすいでしょう。    

ブレーキパッドは早めに交換するのがおすすめ!

ブレーキは車の部品の中でも最重要保安部品なので、異常が起きる前に早めに交換しなければなりません。

交換にはブレーキの音や走行距離の目安もありますが、パッドの厚さが最も重要な要素です。

ブレーキからキーキー音がするのってなぜ?

ブレーキのキーキー音は、ブレーキパッドが減っている可能性を示しています。

メーカーや車種によって、必ずしもキーキー音が鳴るとはかぎりませんが、パッドの厚さが3ミリ以下まで減ると発生します。

キーキー音は低い気温でパッドが硬くなったときや、グリス切れで鳴ることもあります。またパッドの面に凹凸が生じて発生することもあります。凹凸は面取りをして解消します。

ブレーキパッドの厚さはどれくらいまで大丈夫?

走らせた車は必ず停止しなければならないので、ブレーキパッドは消耗が激しい部品です。

交換は厚さが重要な目安になります。厚さが5ミリ以上あれば、充分に大丈夫です。

厚さが5ミリを下回ると注意が必要ですが、3ミリまでなら直ちに交換が必要ということはありません。

厚さが3ミリを切ったら完全に危険です。事故が起きる可能性が高いのですぐに交換しましょう。
   

まとめ

ブレーキパッドは消耗が激しく、乗らないと硬くなるのでとても厄介なパーツです。交換には厚さ3ミリ以下が重要な目安です。

ブレーキパッドはディーラーよりもカー用品店の方が安く交換できます。

多人数で乗るミニバンやハードな乗り方をするSUVは、社外品を活用すれば低価格で交換可能、かつ性能アップも期待できます。

最近はAT車に乗る方が多いと思いますが、なるべくエンジンブレーキを使えばブレーキパッドが長持ちしますよ!

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