フロントガラス掃除に苦戦!?拭き跡なしのピッカピカにする汚れの落とし方

車のフロントガラスは放っておくと、埃や雨水の跡などで白く汚れて車全体の見栄えだけでなく、視界も悪化します。

家の窓ガラスは年末の大掃除には苦労しますが、車のフロントガラスは面積が小さいので、メンテナンスはむしろ楽な部類。

またイライラするのが、どんなに掃除しても付きまとうムラと白い拭き跡です。

しかしコツさえつかめば、白い拭き跡も簡単に対応できます。

ビルメンテナンス業界にいた経験のある筆者が、車のフロントガラス掃除にも応用できるテクニックを伝授します。

目次

車のフロントガラスの内側が汚れるのってなぜ?

車のフロントガラスの内側は意外と汚れる個所です。

内側汚れの原因として外からは埃が侵入し、何気なくフロントガラスに触ると手垢が付着します。

タバコを吸うドライバーなら、嫌でもヤニが付着して内側汚れが酷くなることは避けられません。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]汚れの原因[/st-minihukidashi]

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埃(ホコリ)

埃は水性汚れの一種です。ダッシュボードの表面に埃が付着しているのに気がつくことがありませんか?

窓を開けたときや、エアコンの吹き出し口から微量の埃が侵入している可能性があります。

水性汚れである埃は見えにくくても、ダッシュボードに触るとザラザラすることもありますね。

またフロアマットには、自然と靴から泥や土が付着します。土が巻き上げられ、埃となってフロントガラスに付着することも考えられるのです。

手垢(皮脂)

何気なくフロントガラスを触ったときに、手垢や皮脂が内側汚れとなって付着します。

ガラスに触る前におでこや鼻の頭に触っていたら、避けられません。

筆者も一度経験ありますが、鼻をかんだ手で触ったために微量の鼻水をフロントガラスに付着させたこともあります。

お子さんをお持ちのご家庭では、フロントガラスやサイドウインドウに子供が飴をなめた手で触ったために、内側汚れとなることもあるでしょう。

タバコのヤニ

ヘビースモーカーのドライバーには悩ましいですが、室内でタバコを吸うとどんなに優れた空気清浄機があっても換気を頻繁に行っても、部屋の壁が黄色くなりませんか?

車の中でタバコを吸うと、相当のヤニが内側汚れとなってフロントガラスに付着します。放っておくと視界に影響するでしょう。

車内でタバコを吸っている人は、フロントガラスをマメに掃除しなければいけません。

排気ガスなどの油性汚れ

窓を開けたとき、周囲の車の排気ガスが侵入して油性汚れがフロントガラスやサイドウインドウの外側はもちろん、内側にも付着します。

また撥水加工で使ったコーティング剤が劣化すると、表側の油性汚れとなります。

車を走らせる前に自分で洗車すると、手にわずかに残ったワックスやカーシャンプー、またはボディーの汚れが付着することもあるかもしれません。

酸性雨や黄砂・花粉によって、空気中に含まれる油分からフロントガラスに目には見えない汚れが付着していることも考えられるので、カーケアとしてしっかり汚れを取りたいですね。

フロントガラス内側の汚れを掃除する3つの手順

フロントガラス内側汚れの手入れ方法は、コツをつかめばそれほど難しい汚れではありません。

家の窓ガラスより面積が狭いので、ガンコな汚れに対応するアイテムを用意すれば、手入れ方法はむしろ簡単な部類です。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]汚れを掃除する手順[/st-minihukidashi]

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汚れにあった道具を準備する

車のフロントガラスの汚れは油汚れと手垢など、結構種類があります。

手入れ方法はガンコな汚れも浮き上がらせるお湯をベースに、化学製品を組み合わせると無敵です!

バケツとお湯(準備できない場合は水でもOK)

お湯はガンコな汚れを浮き上がらせて除去するので、バケツに汲んで用意しましょう。

お湯が出ないときは水でも構いませんが、できればお湯で掃除するとキレイに汚れが落ちるのでおすすめです。

無水エタノール

無水エタノールは無水アルコールともいわれます。アルコール分や界面活性剤配合のクリーナーを使うと油性汚れには効果抜群です。

それだけでなくガラスと水分がよくなじみ、季節によっては悩ましい曇り止めの効果もありますよ!

マイクロファイバークロスとタオル

マイクロファイバークロスは埃をよく除去するので、カーケアとしてフロントガラスの内側汚れにはぜひ使いたいアイテムです。

マイクロファイバークロスに洗剤をつけて拭き、あとで乾拭き用のタオルで拭きとればガンコな汚れも楽勝!です。

掃除を簡単にするフロントガラスモップ

フロントガラスモップも化学の力で埃を除去するので、水性汚れの掃除がとても楽になります。100均で売っているものでも充分です。

フロントガラスモップで埃を除去してから、クリーナーを含ませてタオルなどで拭きましょう。

お湯拭き+乾拭きが基本

ガンコな汚れはお湯拭きのあとで乾拭きすることが基本です。

手入れ方法のコツはタオルや雑巾を目いっぱいに固く絞らず、心持ちお湯が残るくらい緩く絞ってから拭くと、ガンコな汚れがスイスイ落ちます。

拭いたあとはすぐに乾拭き用のタオルで拭きとりましょう。

拭いてから時間が経ってしまうと、拭いた跡や除去しきれなかった汚れが残ってしまいます。

時間をおかないよう注意してください。

無水エタノール拭き+乾拭きで頑固な汚れをとる

窓専用ガラスクリーナーを使えばキレイになりそうですが、油性の汚れなどガンコだとなかなか落ちません。

また中途半端に使うと、拭き残しの白い跡や油膜が目立つ結果にもなります。

マイクロファイバークロスに無水エタノールを含ませて、汚れの酷い箇所を丁寧に拭いたあとで乾拭き用のタオルで、除去しきれなかった汚れや拭き残しの後を拭き取りましょう。

フロントガラスの掃除をするのにベストな時間帯は?

フロントガラスの掃除なんていつ行っても同じだろう…と思えますが、そんなことはありません。

高温になる時間帯は避けるのがベストです。気温が高いと水分が蒸発し、水垢が目立ちやすくなるからです。

また高い湿度も避けたいですね。

時間帯は高温にならない朝や夕方近くを選び、直射日光を避けてガレージや日陰で掃除すれば、高い温度で水分が蒸発することもありません。

日頃のメンテナンスはマイクロファイバークロス

作業量の大きいメンテナンスを、時間を開けて行うと汚れが酷くなって白い拭き跡が残りやすくなります。

簡単なメンテナンスを日頃時間を開けずに行えば、汚れが落ちやすくなります。

埃をよく除去するマイクロファイバークロスを使って軽く汚れを落とし、汚れが目立ってきたらお湯や無水エタノールで丁寧に掃除すると、手入れ方法がとても楽ですよ。

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フロントガラス外側の汚れや窓ガラスの水垢は危険

ワイパーをかけても白い筋が残ったり、対向車のヘッドライトがギラギラしたり…。

フロントガラス外側の汚れは乱反射し、とても危険。

この原因は、フロントガラスの外側に付着した油膜汚れです。

ただ、この油膜汚れは、油性なので洗い流し方にコツが必要です。

専用の油膜取りクリーナーなどで油脂成分を分解して落とし、ゲル化してしまった頑固な汚れはコンパウンドなどで削り落とすのがベターです。

また窓ガラスの水垢も手を焼く存在。

できたばかりの水垢はカーシャンプーでも落とせますが、固着化すると簡単には落とせません。

マメな洗車が車には大切なのです。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#7CB342″ color=”#fff” margin=”0 0 -10px 0;font-weight:bold;”]水垢の取り方[/st-minihukidashi]
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専用クリーナーに負けない?!汚れ落としのアイテム

窓専用クリーナー以外にも、フロントガラスの汚れに意外と使えるアイテムがあります。

汚れ具合や作業時間に余裕があるか、状況によって的確に使い分けるとよいですね。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]汚れ落としのアイテム[/st-minihukidashi]

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市販のガラスクリーナー

筆者も時々使いますが、汚れが酷くなければ市販の窓専用ガラスクリーナーも効果があります。

白い拭き跡が残りやすい難点があるので、ガラスクリーナーで拭いたあとは丁寧に乾拭きを繰り返しましょう。

またガラスクリーナーで拭いたあとは、新聞紙で乾拭きすると白い拭き跡が残りません。

ビルの窓ガラスを清掃するプロがおすすめする、秘伝のテクニックですよ。

無水エタノールが最強?!

無水エタノールは、フロントガラスに付着したガンコな油分を除去するには最強のアイテムです。

アルコール分や界面活性剤を配合して酷い汚れも落とすので、車のガラス洗浄のプロも使っています。

汚れが届きにくい箇所には、柄のついたスポンジも使うと便利です。

柄つきのスポンジが無ければ、フロントガラスモップの柄の部分にマイクロファイバークロスやタオルを当ててこすることも一案ですね。

フロントガラスの内側もウォッシャー液?

筆者もフロントガラス内側の掃除に時々使っています。

フロントガラスをキレイにする窓専用ですから、内側汚れの除去に使うのもアリだと思ったからです。

カー用品店にボトル入りで売っているウォッシャー液に、指定量の水を混ぜてフロントガラスの内側を拭きます。

またはボンネットにウォッシャー液を入れようとして、余った分でフロントガラスの内側を拭く使い方もありますよ。

洗剤やケミカルがイヤなら蒸しタオル

皮膚が弱くて洗剤などのケミカル製品が苦手という人には、蒸しタオルで掃除する方法がおすすめです。

お湯の力で汚れを浮き上がらせ、サッと一拭きで汚れが簡単に落ちます。

またガンコな汚れなのに無水エタノールなどが無いときは、緩く絞った蒸しタオルを車内に放置します。

少し時間が経ってから拭くとある程度汚れが落ちるので、酷い汚れにとりあえず対応することもできるのです。

フロントガラスの内側に新聞紙が使える?!

新聞紙も油膜取りに使えるアイテム。

湿らせた新聞紙でガラスを拭いて、乾いた新聞紙で拭き上げるだけです。

新聞紙に含まれる繊維が水垢や汚れを絡めとり、インク成分がフロントガラスに付いた油分を除去してくれます。

ただ、結構なゴミがでてしまうのが難点ですね。

これなら100円ショップでも売られているメラミンスポンジのほうが楽かも。

水に濡らして、軽く絞って擦るだけで水垢や油膜を除去できるスグレモノです。

しつこい汚れは車内用ガラスクリーナー

家庭用のガラスクリーナーは中途半端に使うと白い拭き跡が残りやすく、油膜もつきやすい難点があります。

しつこい汚れは車内用のガラスクリーナーを使いましょう。

油分など車特有の汚れに対応した車内用ガラスクリーナーに、マイクロファイバークロスやフロントガラスモップを併用するとよいですね。

汚れが酷くないときの、日常のメンテナンスにおすすめのアイテムです。

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こんなフロントガラスの掃除どうする?!

手が入りにくい場所の曇りや、どうしてもイライラする白い消し跡など、車のフロントガラスの掃除は悩みがつきまといます。

いつでも使えるテクニックを伝授しましょう。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]掃除のテクニック[/st-minihukidashi]

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手が入らないダッシュボード奥の掃除

フロントガラスでも、ダッシュボード奥の掃除は手が入らないので厄介です。

これもビルの窓ガラスとオフィスの中を掃除するプロのテクニックの一つですが、柄のついたブラシにタオルやマイクロファイバークロスを当てて擦りましょう。

力をいれすぎると柄が折れるのと、ガラスに細かい傷をつける可能性もあります。

また埃がうっすら積もっているときには、ハンディタイプの掃除機を使ってみるのもよいですね。

掃除をしてもムラや白い拭き跡が残る

せっかく力を入れて拭いたのに、ムラや白い拭き跡が残っているとイライラしますね。

拭き跡が白く残るのは、酷い汚れが完全に除去できていないことが原因です。

拭いたあとに渇いたタオルでもう一度拭くか、車内用ガラスクリーナーウォッシャー液を少し含ませて拭いあとで乾拭きすると、ムラや白い拭き跡は消えます。

一度掃除してから次の掃除まで時間が開くと、汚れが酷くなってムラや白い拭き跡が残りやすいので、時間を開けないことも大事ですね。

掃除をしても曇りが取れない

せっかく掃除をしたのに、曇りが取れないときは他の原因もあるでしょう。

油分が酷くこびりついて、時間をかけて丁寧に作業する必要があるかもしれません。

また筆者も経験がありますが、ワイパーのゴムが劣化していては掃除しても意味がありません。

雨の日にどんなにワイパーを動作させても、曇る一方です。ワイパーのゴムの状態にも気を配りましょう。

実は助手席側から掃除すると隅々まで手が届く

フロントガラスの曇りが完全に取れないときは、ハンドルやカーナビなどが邪魔をして手が届かない個所がある可能性があります。

またフロントガラスの掃除はどうしても本能的に運転席側から掃除を行うでしょう。

助手席側を作業する頃は手が疲れて、やり残しが出る可能性もありますね。

助手席側から作業を始めるなど、何気なく行っている手順を見直すだけでも掃除の効果が大きく違ってきますよ。

フロントガラスが曇った時の対処法

フロントガラスの曇りは汚れだけではなく、乗り方や季節によって特有の原因があります。

エアコンやデフロスター、または一度に3~4人が乗ったときの対処の仕方を覚えておきましょう。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa fa-map-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#5F80AC” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]曇った時の対処法[/st-minihukidashi]

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A/Cスイッチを入れる

エアコンは暑いときや寒いときに温度調節をするだけでなく、除湿機能を備えています。

雨でガラスが曇りやすい日には、風量を強くすればフロントガラスの曇りがみるみるうちにクリアになるので有効に使いましょう。

デフロスターをONにする

冬の夜は、ガラスが曇るというより凍りそうなくらい厳しい条件です。

エンジンの排熱を利用して温風を出すデフロスターは、ガラスの曇りを急速に除去します。

リアガラスの曇りは、デフォッガーをONにすると大丈夫ですよ。

窓を開ける

意外と有効なテクニックが窓を開けるという簡単な方法です。

大人数が乗っているときはガラスが曇りやすくなりますが、窓を開けただけで車内の空気が変わって曇りがとれます。

季節によっては曇り始めのときに時々窓を開ければ曇りません。

リアガラスの掃除ってどうする?

後ろのガラスが曇っていると、視界も悪くなるので危ないですよね。

ただリアガラスには電熱線があり、タオルで力任せに拭き上げると切ってしまう恐れも。

掃除の仕方は、他の窓と同じですが、拭く時の力加減と方向がポイントです。

ガラスクリーナーなどを吹き付けたら、熱線に対して並行にやさしく拭き取りましょう。

ハンディワイパータイプのシートを使うと、細くて奥まった部分も拭けますよ。

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プロのメンテナンスで徹底的にキレイにするのもアリ?!

ガンコなフロントガラスの汚れは、プロにメンテナンスを依頼するのもアリです。

常に見栄えが重視される高級車や外車は、駐車しているときも走っているときも、少しの汚れが目立ってしまいます。

無水エタノールの他に研磨剤でコーティングを行うなど、高度な技術を要するプロにメンテナンスを依頼して、いつどこで注目されてもよいように、徹底的にキレイにしてもらいましょう!

業界「秘伝」のテクニックを使おう

車のフロントガラス内側は意外と汚れが付着しています。

車内のガラスは狭くて作業しにくいですが、お湯を使えばどんな汚れにも楽勝です。化学製品も上手に組み合わせましょう。

放っておくと視界にも影響します。内側の汚れはフロントガラスが曇りやすくなります。

白い拭き跡は悩ましいですが、できるだけ時間を開けずメンテナンスを行えば残りにくくなります。

業界「秘伝」のテクニックは実は誰でも使えます。

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この記事を書いた人

ブーまる編集部では、実際に車を売ったり買ったり、自分で直してみたり「やってみた」を大事にしています。中古車系記事の監修は、一般社団法人日本リユース業協会の実施するリユース検定に合格した「リユース営業士」が行っています。整備記事の一部は、現役ディーラーマンが監修や執筆を行っています。

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