フロントガラス

フロントガラスのフィルムは違法?色付きでも車検に通る絶対条件

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フロントガラスのカーフィルムと聞いて、濃い色のスモークタイプを連想する方が多いと思います。

以前よく見かけましたが、車内が見えない程濃い色は強烈でしたね。

フロントガラスに黒っぽいフィルムは問題ですが、貼るための条件をクリアすればカーフィルムのメリットはいくつもあります。

メリットがあるとはいえ、カーフィルムは無条件に貼ってはいけません。違法にならない貼り方を徹底解説します!


カーフィルムはどこまでやると違反になる?

カーフィルムは無制限に貼ってよいというわけではありません。

貼るためにはフロントガラスに関する規定をクリアしないと、車検にも通りません。

カーフィルムは違反?

注意が必要な規定と専門用語を覚えておきましょう!

可視光線透過率によって合法か違法に別れる

フロントガラスは車検ステッカーなどを除き、基本的に何も貼ってはいけません。

フロントガラスと運転席・助手席側のガラスは表面に何も貼っていないとき、可視光線透過率(目に見える光をどれくらい通すかを示す数値)が75パーセントと定められています。

カーフィルムを貼るときは70パーセント以上の透過率が求められます。即ち69パーセントでは違法です。

透明なフィルムが無難ですが、透過率を確保できれば着色フィルムでも良いのです。

国の検査場よりも民間の指定車検工場の方が検査基準は厳しい?!

民間の指定車検工場は検査が甘く、国の検査場の方が厳しそうな印象がありますよね。でも実は違うんです。

民間の指定車検工場が車検の保安基準を満たさない車をパスさせたら、その工場は車検を受け付けることができなくなります。

操業停止させられることがないよう、民間の指定車検工場は国の検査場よりも厳しめの検査基準で運用しているのです。

カーテンはダメ?!

カーテンをリアガラスに付けている車を時々見ますね。

筆者は運転席・助手席側のガラスにカーテンを付けている車を見たことがありますが、直射日光が眩しいからといって走行中にカーテンを閉めてはいけません。

視界がゼロになり、前後左右の様子が確認できなくなります。但し停車中にカーテンを閉めることは問題ありません。

吸盤でガラスに圧着するタイプのサンシェードもあります。高齢ドライバーがよく使っていますが、こちらも走行中の使用はダメです。

フロントガラス上部のハチマキは?

ハチマキステッカーとも呼ばれるフロントガラス上部のステッカーですが、基本的に車検には通りません。

ドライブレコーダーの場合はフロントガラスのタテの長さの上部1/5程度、20パーセントの位置に貼る定めがあります。

一部のネットメディアでは、この部分ならステッカーを貼るのも問題ないとする記事もあります。

しかし最近では不正改造に厳しく対処しているので、フロントガラスの上部20パーセントの位置には、ステッカーを貼らない方が無難です。

フロントガラスなどにカーフィルムを貼るメリットって?

フロントガラスなどに貼るカーフィルムは、強烈な日差しから車内を守ってくれます。

また断熱効果で冷暖房の効率を上げる他に、万一の事故でもガラスの飛散を防ぎケガを軽減するメリットがあります。

規定に注意して濃い目のフィルムを貼れば、プライバシーも守れますよ。

カーフィルムのメリット

フロントガラスの反射防止

気温が高い日中に車を運転すると、直射日光がフロントガラスに反射して運転しにくくなりますね。

その都度車内のサンバイザーで直射日光を避けるドライバーは多いでしょう。

フロントガラスにカーフィルムを貼れば、直射日光の反射によるストレスから解放され、サンバイザーを動かす手間も無くなるので、運転に集中できますね。

日差し対策

猛暑日はフロントガラスから差し込む日差しで、車内は高温になります。

ハンドルやダッシュボードは触るだけでもヤケドしそうです。フロントガラスにカーフィルムを貼っていれば、強烈な日差しも和らぎますね。

筆者の経験ですが、シガーライターに差し込むタイプの充電器でスマートフォンを充電していました。

直射日光が当たって高温になり、スマホ本体から警告が出たことがあります。カーフィルムを貼っていれば問題ないケースでした。

冷暖房の効率アップ

カーフィルムには断熱性能を持つものもあります。冷暖房の効率が上がって、車内の快適性を保つ効果を発揮するのです。

真夏に車内の冷房効率を上げるには、エアコンを作動する前に窓ガラスを全開にして、車内にこもった熱気を放出しないとすぐには冷えません。

断熱性能を持つカーフィルムなら窓を全開にする手間を省き、車内の快適性を保つだけでなく燃費にも好影響がありますよ。

飛び石や事故でのガラス飛散防止

カーフィルムを貼っていると、飛び石や万一の事故でフロントガラスが破損しても破片が飛散することを防ぐメリットもあるのです。

リアガラスなどは強化ガラスを使っていて、衝突の際にガラスは細かく砕けるようにできています。

カーフィルムを貼っていると、細かく砕けた破片が車内外の広範囲に散乱することがありません。

万が一、ドライバーが負傷してもケガの軽減に繋がります。

プライバシーの保護

スモークタイプのフィルムを貼っていると一目瞭然ですが、車内の様子が外から見えにくいので停止している間はもちろん、走っているときもプライバシーが保たれます。

会社の公用車などは、リアガラスにスモークフィルムを貼っていることも。

車の中にいると常に衆人環視の状態なので、ちょっとした仕草も目立ってしまいますが、カーフィルムを貼っていれば気にすることもありませんね。

ドレスアップ効果

車のガラスはカタログを見ているときから「透明」というイメージがあります。

少し色のついたカーフィルムを貼ると、いつも乗っている車も印象が違って見え、ドレスアップの効果が期待できます。

街中を走っている車や、友人知人が車にカーフィルムを貼っていると、自分も真似して貼ってみたいと思うかも知れませんね。

カーライフを楽しむアイテムの一つでもあるのです。

カーフィルムを貼れるガラスってどこ?

車のガラスはカーフィルムを問題なく貼れるガラスと、透過率を満たす必要があるガラスがあります。

問題にならないよう、これからカーフィルムを貼る人は整理して覚えておくとよいですね。

貼ってOKなガラスは?

フロントガラス

フロントガラスは可視光線透過率が75パーセント、カーフィルムを貼った状態で70パーセント確保する必要があります。

間違えてはいけないのは、カーフィルムを貼った状態で70パーセントあることです。

カーフィルム自体が透過率70パーセントあっても、貼ったあとで70パーセントを下回るとアウトなんです。

国産車のガラスは透明ですが、輸入車のガラスは色がついていることがあるので注意しましょう。

フロントドア、フロントコーナーなどの前方ガラス

フロントドアやフロントコーナーなどの前方ガラスも、無条件にカーフィルムを貼ってはいけません。

フロントガラスと同様、カーフィルムを貼った状態で透過率70パーセント確保することが義務付けられています。

フロントドアやフロントコーナーも、高い透過率を確保する透明なフィルムを貼り、スモークフィルムなど濃い目の色は避けるとよいでしょう。

リアドア、リアドアクォーター、リアガラスなどの後方ガラス

フロントガラスと違ってリアガラスなどの後方ガラスは、透過率の規制がありません。

スモークなど、濃い目の色のカーフィルムを貼ることができます。後方ガラス用のフィルムには、透過率が1ケタ台の製品もあるのです。

筆者もよく見かけますが、リアガラスにはやや濃い目のフィルムを貼っている車が多いですね。

車検対応のカーフィルム性能やカラーの種類が知りたい!

カーフィルムは皆同じではありません。

UV(紫外線)やIR(赤外線)をカット、または断熱効果でエアコンの効果を上げるなど、性能と色にもいくつか種類があります。

カーフィルムの性能と種類

目的によって貼りわけると良いですね。

カーフィルムの性能は種類によって変わる

カーフィルムの性能で馴染みがあるのはUVカットタイプですが、赤外線カットや断熱に優れるタイプもあり、性能によって選ぶことができます。

UV(紫外線)カットタイプ

最近の車のフロントガラスは元々UV(紫外線)を90パーセント程度カットする性能があります。

UVカットタイプのカーフィルムを貼ると、紫外線をカットする性能はほぼ100パーセント程度まで高まるのです。

日中に車を運転する機会が多いドライバーや、ロングドライブの好きなドライバーにはオススメですね。
  

IR(赤外線)カットタイプ

UVカットタイプのカーフィルムは、紫外線はカットしても車内の温度を下げる効果はありません。

車内が高温になるのを防ぐには、UVではなくIRカットタイプのカーフィルムを貼りましょう。

透明なフィルムなら前席周りに問題なく貼れ、リアガラスに元々色がついていたとしても、その上から貼れば問題ないですね。

断熱タイプ

エアコンの効果を上げるには断熱タイプのカーフィルムを貼りましょう。

真夏日には車内の温度は70℃くらいまで上がりますが、断熱性能を持つカーフィルムを貼れば冷暖房の効果が高くなるのです。

断熱性能が高いので、必要以上にエアコンを強くして燃費が悪化することも防げます。スモークフィルムでも断熱性能を持つものもありますよ。

カーフィルムのカラー(色)ってどんなタイプがある?

カーフィルムはスモークを連想すると思いますが、透過率に影響しない透明タイプからブラウンタイプなど種類があります。

「エッ!」と思えるオーロラのようなタイプもありますが、透過率が問題なければOKですよ。

透明タイプ

透明なカーフィルムは透過率の確保を考慮しているので、フロントガラスや運転席・助手席側など主に前席周りに使用します。

貼ってもガラスの色が変化しないので、リアガラスなど、どの部分にも安心して貼ることができますね。

スモークタイプ

スモークタイプのカーフィルムはプライバシーを保つ効果があるので、主にリアガラスに使用します。

透過率の数値は1ケタから50パーセントを切るものもあり、後方のガラスは可視光線透過率による制限がないことがわかります。

ブラウンタイプ

かつて国産車のガラスに多かったこともあり、ブラウンタイプのカーフィルムも存在します。

ボディーの塗装との相性でブラウンタイプが選ばれることもあり、意外な人気を保っているので検討したいですね。

その他のカラー

以前は純正で採用されることがあったグリーンやブルーも、依然ラインナップとしては多いです。

筆者はあまり見たことがありませんが、光が反射する角度によってオーロラのように色が変化したり、微妙に金色に輝いたりするカーフィルムもあります。

警察が眉をひそめるかも知れませんが、透過率が確保されていれば貼っても大丈夫ですよ。

カーフィルムって自分で貼れる?!

色々とメリットあるカーフィルムを自分で貼れないかと考える人もいるでしょう。

しかし自分で貼ることは、あまりオススメできません。高い技術が必要で、素人にはハードルが高いからです。

プロに依頼すれば、素人ではあり得ない仕上がりが期待できます。

カーフィルムは自分で貼る?!

プロに依頼したほうがいい3つの理由

スマホの液晶にフィルムを貼る人は多いでしょう。

でも空気が入ったり位置がずれたりしてキレイに貼れず、イライラしたことはありませんか?

スマホのフィルム以上に大きなカーフィルムを素人が貼るのは、難しい行為です。

専門店仕様の製品がある

専門店仕様には「サンマイルド」「シルフィード」という高機能のフィルムがあります。

断熱性とIR・UVカットに優れて貼った後に傷もつきにくく、プロ仕様の専門店でよく使われる製品です。

激安品のカーフィルムは貼った出来栄えは専門店仕様と大差なくても、その後の性能は比較の対象にならないほど差があります。

意外と貼るのは難しい!プロの仕上がりは別格

カーフィルムは車のガラスの形に合わせて貼りますが、特にリアガラスは1枚にカットして貼るので、素人はガラスに合わせてカットするのは無理でしょう。

さらにプロはヒートガンと呼ばれる、ドライヤーのような機器で空気が入らないように貼ります。素人には真似ができません。

フィルム施工の保証

プロはカーフィルムを貼る前にガラスの表面をクリーニングしてゴミが付着しないようにし、プロ専用の施工液を使って湾曲したガラスに沿って丁寧に貼り付けます。

フィルム専門店などであれば、フィルムの説明や色の選択だけでなく、施工に責任をもってくれることが多いです。

保証がついていると、色褪せてきたり、剥がれてしまったりした場合に再施工してくます。

カーフィルム施工料金ってどれくらい?

カーフィルムを貼る施工料金はいくらかかるか気になりますね。

貼り付ける車や使用するフィルムにもよるので参考価格を示しておきます。

軽自動車の場合2万円から、ごく一般的なセダンタイプで3~4万円、1BOXカーやSUV車など大型の場合は4~6万円程度と考えてください。

施工する専門店によっても金額が異なります。見積りを取って検討してくださいね。

施工時間ってどれくらいかかる?

専門店ではカーフィルムを貼るのに必要な時間も知りたいですね。

カーフィルム専門店では、作業にだいたい3~4時間程度要します。

持ち込むのが面倒なので、自宅に出張してもらうとどうでしょうか?

ヒートガンを使って貼ることを考えると、専門店で施工するより時間がかかるかもしれません。

持ち込んで貼ってもらう方が無難でしょう。
    

スモークガラス以外で日除けの方法はある?

カーフィルムを貼ると色々メリットがありますが、そこまでの余裕がない人もいると思います。

簡単に日除けが可能な方法とアイテムを紹介しましょう。

スモークガラス以外の日除け対策

一番簡単なのはサングラス

フロントガラス越しの太陽光を防ぐのに、一番簡単なアイテムはサングラスです。

保管には場所をとらず、時間とお金をかけてフィルムを貼る必要もありません。

眩しいときにはサングラスをかけて、日差しが和らいだり陰ったりすれば外せば良いので手軽ですね。

冬の日差しも意外と強烈なので、季節を選ばず活躍してくれます。

透明なUVカットフィルムなら車検もOK

カーフィルムでも透明なUVカットタイプなら、透過率を気にすることもなくフロントガラスにも貼れます。

フロントガラス周りだけでなくリアガラスなど、貼れる部分を選ばないことも魅力的です。

あまりにも色が濃いと車検に通るか心配になりますが、透明タイプなら車検に引っかかることもありません。気軽に選びたいですね。

アームカバーで日焼け対策

運転中には予想以上に紫外線を浴びます。長時間運転していると尚更でしょう。

運転中の日焼け対策には、運転用のアームカバーも便利です。

日差しが強烈でも、エアコンを動作させていると冷えることがありますね。アームカバーは冷えの防止にもなります。長袖を着用するのも同じ効果がありますね。 

カーフィルムで検挙されたらどうしたらいい?

カーフィルムが規定の透過率を下回ると、検挙されます。

その後はどうしたら良いでしょうか?

カーフィルムで検挙?!

あってはならない事態ですが、万一検挙されたときの参考にしてください。

検挙されると改善命令が出される

カーフィルムで検挙されると、フロントガラスに赤い文字で不正改造車と書かれた「整備命令標章」というステッカーを貼られてしまいます。

整備命令標章を貼られると、15日以内に元の状態に戻して運輸局や陸運局で検査を受けなければなりません。

15日以内の期限を過ぎると6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金もしくは車の使用停止命令が科されます。

不正改造車の標章を勝手に剥がすことも、不法行為です。

そのままだと車検に通らない

検挙されたカーフィルムを貼ったままの状態では、車検に通りません。

保安基準に適合しているか検査するので、透過率が基準を満たしていなければカーフィルムを剥がすよう注意されます。

車検に引っかかるカーフィルムを剥がして再度貼るとしても、施工費用が余計にかかるだけです。

問題あるフィルムは最初から貼らないことが大切ですね。

まとめ

カーフィルムをフロントガラスに貼るには、透過率が70パーセント以上あれば違法ではありません。

言い換えれば69パーセントでなければ着色フィルムもOKです。

リアガラスは透過率が適用されないので50パーセント、または1ケタのカーフィルムでも問題ありません。

貼るときは自分で行うと間違いなく後悔するので、プロに依頼する方が無難です。

UVカットやIRカットの他に断熱タイプなど、目的で選んでカーライフを楽しみましょう。

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