高速道路を走っていて、突然前方から何か小さいものが飛んできました。
「コツン」と音がした次の瞬間、フロントガラスにヒビが入ってクモの巣のよう…
あわてて路肩に車を停め、改めてヒビの入り方に呆然。次に「修理しなければいけないなら、どうしよう??」と、再び呆然。
所有者であるレンタカー会社自身が、保険で修理するのではないかと考えるかもしれませんね。
飛び石でフロントガラスにヒビが入る事故が、レンタカーを走らせている間に起きたらどうすればいいか、考えることは稀だと思います。
現実は全部保険で修理できないことがあります。金銭的損害を抑えるためにこんなときの対応術を身につけておきましょう。
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レンタカーの飛び石は警察に連絡するべき?
自損事故は、基本的には警察に届ける必要はありません。
飛び石でレンタカーのフロントガラスが割れたり、傷がついたりしたときも警察に届けなくてよいように思えますが、レンタカーの飛び石は警察に連絡するべきです。
レンタカーは対人・対物補償が無制限の保険に加入する
昨日高速走ってる時、借りたレンタカーのフロントガラスが飛び石で割れました((((;゚Д゚))))))) pic.twitter.com/gmDqzuGg
— 真名子雄一 白☆星 (@shiroboshouhei) January 23, 2012
レンタカーを借りるとき、もちろんレンタカーには自動的に保険がついています。通常は対人・対物ともに無制限です。
レンタカーを借りる人は運転に慣れている人から初心者までいろんな人がいるので、保険をつけなければレンタカー会社は怖くて貸せませんよね。
保険料は、レンタカーを借りる料金に含まれています。
レンタカーは保険加入
また、自分が入っている任意保険の他車運転特約で対応することもできます。
友人や保険適応外の家族の車を借りる場合は、400円から入れるLINE保険の「半日からの自動車保険」が便利ですよ。
保険適用には届け出が必要!フロントガラスのヒビは車検NG
フロントガラスにヒビが入っていると、車検を通すことができなくなります。
車検を通すための基準に、運転にあたって前方の視野がしっかりと保たれていることと、フロントガラスが簡単に貫通しないことが定められています。
コイン1枚くらいの大きさのヒビなら大丈夫では?と思えますが、助手席側なら大丈夫でも運転席側だとNGの可能性が高いです。
保険で直すには、事故証明がないと保険金が支払われないので、すぐ警察に届ける必要があります。
もし自分の車でヒビが入ったら、、どうする?
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判断が難しければ営業所に連絡する
飛び石でフロントガラスにヒビが入って、対応を自分で判断できないときは、レンタカーを借りた営業所にすぐ連絡しましょう。
何の連絡もせず、車に傷を付けたままレンタカーを返却するのは、借りるときの約款に違反しています。
さらに保険で直すこともできなくなるので、修理代はすべて自己負担になります。
修理代の全額自己負担を避けるため、レンタカーを運転していて、万一傷をつけたときは警察とともに、営業所にも連絡しましょう。
覚えのない傷でも修理費を請求される?
レンタカーを返却するときにモメるのが、自分には身に覚えのない傷に対して修理代を請求されるケースです。
レンタカーを借りる前に、チェックシートで車体を確認して傷をチェックしますが、バンパーの下の傷はかがみこまないと見えないので、借りる前に既に傷があっても気がつかないことがあります。
あとで指摘を受け、修理代を請求されてモメるの典型的な例です。
レンタカーを借りる行為は使用者責任が発生し、自分が運転しているときにつけた傷ではないと証明できない限り、修理代を請求されてしまうのです。
こんなことにならないように、チェックシートをしっかり確認し、気になるなら慎重に慎重を重ねて、車の下までもぐり込んで傷の有無を確認した方がよいでしょう。
【実録】レンタカーのフロントガラス破損の一部始終
今年一発目のキャンプは念願のnegura campgroundへ🏕
最高の一言です。ようやく行くことが出来たのですが、想像以上の絶景が広がっていました。運転苦手だけどレンタカー借りてよかった…#neguracampground pic.twitter.com/Dj5nYL7yN2— nob@徒歩キャンパー (@KnobCAMP) January 5, 2023
少し遠出したときに便利なのがレンタカーですが、さまざまな事故によってフロントガラスなどが破損してしまうことがあります。
そんなとき、どのような対応をするべきなのか心配になる人もいると思います。
飛び石事故の体験談
体験談を踏まえてどのような対応になったか紹介します。
楽しい旅行のはずが飛び石による事故発生!
友達と2人で北海道旅行に行った時のことです。
電車よりも車を使って北海道内を回るということでレンタカーを借りていました。
北海道に着いて3日目に旭川から札幌に行くことになり高速道路を走行していた時のことです。
大型トラックが凄いスピードで迫ってきたので車線変更をして前に行かせました。
自分の車をトラックが追い抜いて前に車線変更してきた、その瞬間。
石が飛んできてブロントガラスに直撃しました。見事にクモの巣状にヒビが入ってしまいました。
どうすれば良いか分からずレンタカー会社へ連絡!
このような事故は初めてのことで少し焦りました。
とりあえず、すぐに車を停めて友達とどう対応するべきか相談した結果、何はともあれレンタカー会社に連絡を入れるべきだと言われたのでレンタカー会社に連絡。
どのような状況なのか軽く説明して指示を仰ぎました。その際に、飛び石での損害であったとしても警察への届け出が必要ということだったので連絡を入れました。
これは知らないことだったので、しっかりと確認しておいて良かったと思います。
レンタカー会社や担当者は優しく対応
レンタカー会社に戻って担当者の方に事情を説明しました。
難しいことは考えずに「道路を走行中に飛び石によりフロントガラスに傷とヒビが入ってしまいました。どうすれば良いでしょう?」と聞きました。
嘘を付いても意味がないので、起こったことを話しましょう。
その時の状況やどの区間を走っていたかを確認して、今後どのような対応を取っていくのかを話し合いました。
担当者の方は怒っておらず「このような事故は結構あるので安心して話してください」と言ってくれました。
個人的には好印象だったのを覚えています。
飛び石でも修理代を負担することに...
こちらが修理代を負担するということで収まりました。その際、保険や保障によって半分ほどの負担で済んだのでありがたかったです。
自分だけで判断してしまうと全額負担の危険性もあるので、担当者に相談してしっかりとした対応を取った方が良いですね。
飛び石被害に遭わないように気を付けよう!
自分が乗車しているときに発生した事故なので支払いなどに関しては仕方ないことだと感じました。
問題だったのは、飛び石が当たらないように注意しなかったことです。
今まで飛び石被害に遭ったことがなかったため、スピードを出しているトラックが近くを走っていても、車間距離を大きく空けませんでした。
それが結果的に飛び石による事故を招いてしまったのです。
保険や保障を気にするよりも、被害に遭わない努力をするべきだと反省しています。
レンタカー会社の免責補償制度ってなに?
レンタカーの保険には免責があります。
車両保険の対物補償が免責5万円とすれば、修理代が5万円までの事故は自分が負担しなければいけません。
つまり、修理代が10万円かかった場合、5万円は自己負担額ということになります。
そこで、免責補償制度に加入していれば、免責金額の分は免除されます。
免責補償制度は1,080円で加入でき、本来支払うべき免責分の5万円を払わなくて済むならありがたいですね。
また、レンタカーで事故を起こしたときは「ノンオペレーションチャージ(NOC)」という休業補償が発生します。
傷や汚れがひどいと、修理でお客さんにしばらく貸せなくなるので、その間の賠償が必要になるのです。
金額はレンタカー会社によって多少差がありますが、自走で営業所まで帰ってこられたときは2万円、そうでないときは5万円かかります。
NOCも大きな金額なので、NOCを補償するプランもあるので検討してみましょう。
ニッポンレンタカーの場合、NOC補償サポートを利用すると1日432円です。
免責分をクレジットカードの付帯保険で補償できない?
海外でレンタカーを借りる場合、クレジットカードの付帯保険でレンタカーの保険をカバーできます。
そこでレンタカーを運転していて傷をつけたときに、クレジットカードの付帯保険で補償できないか考えてみましょう。
付帯保険で補償できない?
レンタカーに係る物損は対象外
クレジットカードの付帯保険で、レンタカーに乗っていたときの事故に適用されるのは海外旅行傷害保険です。
レンタカーを運転していたとき、万一の事故で死亡または後遺症が残ったとき、ケガをしたとき、または身の回りのものが盗まれたときの損害を補償しますが、レンタカーの物損にかかわる修理代は残念ながら対象外です。
「海外旅行傷害保険」であって、車両保険という概念は含まれていないので仕方ありません。
鍵を盗まれたときの弁償もダメ
海外でレンタカーを利用していて、車内から身の回りのものやレンタカーの鍵を盗まれたときの弁償は、どうなるのでしょうか。
クレジットカード付帯保険では、携行品に対する損害の補償には条件があります。
置き忘れによる紛失で盗難にあった場合は、補償の対象にはならないので注意が必要です。
またクレジットカードの付帯保険には、補償が適用されないケースが結構あるので、前もって確認しておきましょう。
飛び石の被害に遭わない方法
飛び石の被害は稀で「運次第」、いつどこで被害に遭うかわかりません。
高速道路でレンタカーを運転中に、飛び石によってガラスにヒビが入ったり、傷がついたりする被害を避けるには、走り方に気をつけましょう。
飛び石の被害を避ける
具体的な走り方を解説します。
走行速度を控えめにする
飛び石の被害に遭わないためには、スピードを控えめにしましょう。
自分の車でもレンタカーでも高速道路を走るときは、ついアクセルを踏んでスピードを出しがちですが、スピードが高ければ高いほど、飛び石がフロントガラスや車体に当たったときのヒビや傷は大きくなります。
飛び石の被害に遭わなくても、気がついたら自分の後方から覆面パトカーが追尾している可能性もあります。
スピードの出しすぎには気をつけましょう。
追い越し車線を走行しない
飛び石の被害に遭わないためには、追い越し車線を走行し続けないことも大切です。
対向車線から飛び石が飛んでくる可能性が高いからです。追い越し車線をスピードを上げて走っていたときの被害は考えたくありませんね。
飛び石は、前方を走る車のタイヤに挟まっていた小石が跳ね上がってくるので、車間距離を詰めて走っているとよけようがなくなります。
ダンプカーは要注意です。砂利の輸送で、小石の多いところを走っています。タイヤの溝に無数の小石が挟まっている可能性があります。
車間距離を開けて走ることも、飛び石の被害を避ける方法です。
飛び石は避けようがない
飛び石が飛んできたときはよけようがありません。自分の車でも痛手ですが、レンタカーはさらに痛手を負うことがあります。
「免責補償制度は必要だろうか?」という人もいます。運転初心者や、車の運転に慣れていない人はともかく、事故率の少ないドライバーは不要という考えがあるからです。
飛び石は本当に「時の運」で、どんなに事故率の少ないドライバーでも避けようがありません。
走り方に気をつけるほかに、免責補償制度やNOC補償をつけて金銭的損害を少なくすることが賢明です。
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