高速道路の追い越し車線を走っていたら、後のクルマの赤色灯が回転して「しまった…」と愕然とした経験のある方、いらっしゃるでしょう。
覆面パトカーによる追尾式の取り締まりは色々問題があるようで、調べれば調べるほど疑問が出てきます。
高速道路における追尾式取り締まりの現状と、理不尽な取り締まりに遭わないためのツボ、高速道路を走っているときの覆面パトカーの見分け方をお教えします。
覆面パトカーの追尾式取り締まり方法はどのように行うか
追尾式の取り締まりという方法は、追い越し車線を走る被疑車両と等しい間隔・速度を保ち追尾します。
パトカーには、ストップメーターと呼ばれる特殊な速度計が固定され、速度計に示された速度を被疑車両に示して検挙します。
覆面パトカーは左側の走行車線をゆっくり走り、右側の追い越し車線をガンガン飛ばしている車両が現れたら、狙いをつけて追尾を始めるようです。
追尾式取り締まりの理不尽な実態
色々調べてみると、追尾式の取り締まりの方法に関する疑問は「これでもか!」というくらい出てきます。
被疑車両と等しい間隔・速度を保って追尾し、「これだけの速度で走っていたので違反です」と告げるのですが、間隔は警察官の目視によって確かめています。
この方法では警察官の主観が入り、客観性に問題はないのかという疑問が浮かびます。
また、違反車両の後ろについた覆面パトカーは、被疑車両をあおったりパッシングしたりして、速度を上げるよう仕向けて検挙するケースもあり、でっち上げだと主張したくなりますね。
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覆面パトカーも赤色灯を点灯しないと法律違反?!
追尾式の取り締まりは、覆面パトカーも赤色灯を点灯して追尾します。高速道路の場合、少なくとも300メートルは追尾を行うルールがあります。
ところが、速度超過で検挙されたドライバーから「赤色灯が点灯していなかった」と指摘する実例があります。
高速道路を時速120キロで走行すると、300メートルを走るのに9秒はかかりますが、赤色灯が点灯していたのは3秒くらいだったというのです。
赤色灯を点灯して3秒で速度超過を計測するとは、相当な早業で、ちゃんと計測したのかますます納得がいかなくなります。
理不尽な取り締まりを阻止する方法
「一時停止違反の待ち伏せ」などの理不尽な取り締まりに反論できるように、クルマの後方にもドライブレコーダーを装着することが勧められています。
また、高速道路を走行中の「覆面パトカーを見分ける方法」を覚えておきましょう。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#7CB342″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0;font-weight:bold;”]高速道路の覆面パトカーはクラウンが多い!?[/st-minihukidashi]
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自分のクルマを追い抜く車両の中をよく見て、車内に青い制服を着た人が2人乗っていたら、それは覆面パトカーです。
また、周囲のクルマが揃ってスピードを落としたら、周囲に覆面パトカーがいる可能性があります。注意しましょう。
追尾されないための究極のツボ
理不尽な取り締まりは納得できませんが、そもそもは覆面パトカーにマークされるような走り方が問題です。
教習所で習った、キープレフトの原則を思い出しましょう。
追い越し車線を走り続けると、速度超過を問われなくても車両通行帯違反となり6,000円の反則金が科され、違反点数1点が加算されます。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#7CB342″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0;font-weight:bold;”]バカバカしいけど反則金を払わないとヤバい[/st-minihukidashi]
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ほかに注意が必要なケースは、追い越し車線から走行車線に戻るタイミングを逸するケースです。
筆者も経験がありますが、遅いクルマを追い越して走行車線に戻ろうとしたら、その前にも遅いクルマが走っていて、更に前に出ようとスピードを上げたことがありました。
これで追尾されたらバカらしいので、追い越しを始める前に前方の走行車線をよく確認し、空いているスペースに狙いをつけておきましょう。
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まとめ
- 追尾式は納得ができないケースが多いので、クルマの後方にもドライブレコーダーを装着しておく。
- そもそもは覆面パトカーにマークされる走り方が問題なので、追い越し車線を走り続けない。速度超過に問われなくても、車両通行帯違反となる。
- 追い越し車線から走行車線に戻るタイミングを失わないよう、前方のスペースに狙いを定めておく。
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